皆さんロードバイクで1日、最長何キロ走りましたか?
私の場合は、100キロです。
100キロという数字は、皆さんどう思われますか?
- 自転車でそんなに走れるの?
- クルマの間違いだよね
- ちょっと距離感おかしくない?
ロードバイクに馴染みがない方にとっては、こんな意見が聞こえてきそうです。
しかし、ロードバイク乗りからすると、実はそんなに長距離でもないです。先輩サイクリストからは
「そうか、よくやったね!次は200キロだな」
と、初心者が中級者になったかのような扱いの距離です。
それもそのはず、長距離を走る人は1日で200キロくらい走りますし、ブルペという競技では三日三晩かけて1000キロという途方もない距離を走る方々もいらっしゃいます。
とは言え、100キロ走るというのは十分長い距離であり、サイクリストのひとつの節目距離とも言えます。
私は2019年の8月に1度トライして、なんとか100キロを走り切りました。
実際に100キロを走り切っていますが、今考えると失敗でした。こんな苦しい100キロは二度としたくない。というトラウマを作ってしまい、しばらく100キロに挑戦できなくなりました。
そこで、
- 初めて100キロ走った時の失敗談
- もっと楽に走るために何をすればよかったのか
について書きたいと思います。初めて100キロ超えに挑戦される方に役立つ内容担っていると思うので是非とも最後まで読んでいただけると嬉しいです。
その後、反省を活かして1日で100キロ、200キロと走ってますので、お時間がありましたらこちらにもお立ち寄りくださいませ。
https://www.ishiyan-kin.com/entry/2019/11/11/010000それでは、行ってみたいと思います。
初めて100キロを走って分かった3つの反省
初めて100キロを走りましたが、3つの反省すべき点がありました。これは対策することで次回はもっと快適に走れるようになるはずと感じました。
自分を追い込みすぎ:真夏の日曜に挑戦したこと
初100キロは8月のとある日曜日の日中に行いました。
8月の半ばの日曜日の日中。つまり、
- 非常に気温が高い
- 湿度も異様に高い
- 翌日は仕事で余裕がない
という状態でした。今考えれば間違いなく外に出るにしても短距離で済ます距離です。
しかし、当時は絶対に100キロを走ってやる!という意気込みから、敢えて厳しい条件を自分に課しました。
自分を追い込み過ぎたため、自分に無理をさせてしまって失敗したのだと思います。
余裕のある日程が大事であった
自分を追い込んで目標達成をすることは良いことです。意欲がわきます。
とは言え、プレッシャーになると感じるのであればそれは追い込み過ぎです。ワクワク程度に押さえておきましょう。
そして、余裕のあるスケジュールが大切です。今思えば土曜日に行くべきでした。次の日が休養に当てられるという安心感は、走っている時の余裕につながります。
達成を焦らず、じっくり日を選べばよかったね。
土曜のすずしそうな日なんかにね!
本当にその通りだったよ。
最初に飛ばし過ぎたため、最後は熱中症状態になった
自分へのチャレンジ。それは、とても楽しいものです。
その為、ペース配分は気にしつつも、序盤はかなり飛ばし気味に走ったような気がします。スタートは日ものぼるか、のぼらないかの朝。涼しく清々しい環境でした。
これなら、このまま突っ走ることができる。
そう思っていました。
しかし、中盤にかけ朝も9時をまわってくると、気温も上がり、湿度も上がり、熱気ムンムンの真夏の蒸し暑さがやってきました。
止まっているだけでも汗がにじみ出る。
暑いなぁと思い走り続けました。
しかし後半70キロを走り切った頃、めまいを覚えるようになりました。今思えばこれが熱中症のはじまりです。
きっと、給水が足りないのだろうと思い途中水を何度も飲みました。
しかし回復しません。
最後は、数キロ毎にあるコンビニに立ち寄り水を飲み、立ち寄り休憩の繰り返しです。
毎回水を1リットル買っては、がぶ飲み、頭からかぶったりしてました。これを何度か繰り返すことで無事走り切ることができました。
体はバテバテです。本当に最後の30キロは苦しかったです。
熱中症予防には水分補給+塩分補給
間違いなく熱中症の初期症状でした。症状1のまま走り切れて良かったです。
- 症状 1. めまいや顔のほてり
- 症状 2. 筋肉痛や筋肉のけいれん
- 症状 3. 体のだるさや吐き気
- 症状 4. 汗のかきかたがおかしい
- 症状 5. 体温が高い、皮ふの異常
- 症状 6. 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
- 症状 7. 水分補給ができない
引用:熱中症について学ぼう:症状(https://www.netsuzero.jp/learning/le01)
走りながら、30分~1時間で水分補給をしていましたが真夏では不十分です。15分に1度は最低でも補給すべきでした。そして塩分補給もすべきでした。
初心者のうちは、信号などの停止ポイントが給水タイミングでしょうが、時間が来たらさっと飲めるようにするのがよさそうですね。
≫ 走りながら給水する練習をしよう(サイクルトレーナー上が最適です)
塩分補給は、塩飴も良いですが、真夏はベタつかない塩タブレットがおすすめ
熱中症は1日潰れる:完走後は1日何もできなくなった
それでも何とか100キロをロードバイクで走り切ることができ達成感はこの上ないものでした。
「やっとロードバイク初心者は卒業かな~」と
日が昇らないうちに出発し昼の12時過ぎくらいに帰ってきました。
ところがです。その後の体がだるいだるいことだるいこと
ベッドで横になり、半日寝込んでしまいました。
快適な睡眠ではなく、疲れて疲れて、起きられない。この体をなんとかしてくれーという苦しい状態の寝ては目覚め、寝ては目覚めの睡眠でした。
熱中症ならずに完走をめざそう:完走後も熱中症は進行するので
完走したので、あとは普段どおりの生活をしようと思ったところ寝込みました。
家について安心したものの熱中症は進行したのです。以下の症状で言えば中症状ですね。
- 症状 1. めまいや顔のほてり
- 症状 2. 筋肉痛や筋肉のけいれん
- 症状 3. 体のだるさや吐き気
- 症状 4. 汗のかきかたがおかしい
- 症状 5. 体温が高い、皮ふの異常
- 症状 6. 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
- 症状 7. 水分補給ができない
引用:熱中症について学ぼう:症状(https://www.netsuzero.jp/learning/le01)
熱中症には、ならないようにこまめな補給と塩分補給が改めて大事であることがわかりました。
余裕を持った予定を立て、塩分・水分をこまめに補給しよう
100キロという長距離を走るには、走りながらのこまめな体のメンテナンスが必要です。次のことを守っていきましょう。
- 走行スケジュールに余裕を持って、翌日仕事や学校の日は避ける
- 炎天下は走らない
- 給水は15分に1回づつとり、塩分もこまめに取ろう
100キロという距離は決して短い距離ではないですが、乗り越えていくべき距離ですね。
今度、反省を生かして、体に掛かる負荷を一定にして、15分毎の給水を守り100キロ越えをチャレンジしたいと思います。
それがクリアできれば、200キロ、300キロもやってみたい。それが次目標です。
その後、反省を活かして1日で100キロ、200キロと走ってますので、お時間がありましたらこちらにもお立ち寄りくださいませ。
https://www.ishiyan-kin.com/entry/2019/11/11/010000