こんにちは。いつもロードバイクに乗るいしやんです。
最近、ちょっとさぼってて、ローラー台ばかり乗ってます。
なぜって、外の風が半端なくて、外出る気を萎えさせる。
走り出したら、それなりに楽しい。
けれど、うわっ向かい風に衝撃をうけつつ、でも今日も走って来た。
そこで、思い出した。
ロードバイクで走る時、初心者は決して前に出ず、後ろの人にくっついた方が良い!について書こうと思う。
前に、こんな記事書いた。
後ろにつくと、「4割引き」の力で走れるよ。の記事だ。
このことについて深堀していくぞ!
走っている時に、一番空気抵抗が低くて楽なポジションそれは、
先頭から2番目が一番楽だ。(だが、初心者がいるべき場所ではない)
縦一列で走る姿は、団体のレースで良く行われるシーン。
前と後ろの人のタイヤがくっつくくらいに張り付いて走る光景だ。
これを、初めて見ると
「危ないなぁ」
「もっと離れた方がいいじゃない?」
「急ブレーキかけたらどうすんの?」
なんて思っちゃうかも。
実際に走ってみると、やっぱり怖いよ。
でも、後ろにぴったりくっつくと、空気抵抗が減って楽だった。
先輩に聞いてみた。
「ぴったりくっついて走るの怖いですよ。危なくないんですか?」(いしやん)
「大丈夫、大丈夫。前も急に止まれないから。」(先輩)
その答えで、いしやんは、「それもそうだ」と納得した。
では、10人、20人で1列に走る時、どこにいた方が一番楽なのか?
(これから、1列に並んで走ることを「列車」というね。)
先頭から2番目が一番空気抵抗が少ない。
おなじみの書籍「ロードバイクの科学」からデータを引用させてもらった。
単独 | 186W | 100% |
2人列車先頭 | 173W | 93% |
2人列車後尾 | 127w | 68% |
図で見ると以下のような状態
後ろの人が消費パワーが少ないことが分かると思う。
次に4人列車の場合、
単独 | 190W | 100% |
4人列車先頭 | 191W | 100% |
4人列車2番手 | 110w | 58% |
4人列車3番手 | 112w | 59% |
4人列車最後尾 | 114w | 60% |
図で見ると以下の状態
前から2倍目の人が一番消費パワーが少ないことが分かると思う。
先ほど、(初心者のいるべき場所ではない)と書いた。
2番目は、一番楽である。
しかし、一番大変なのは先頭だ。
ずっと、先頭の人をそのままにするのは、悪い気がするよね?
だから、先頭グループでローテーションしながら走るんだな。
こんな感じに
となると、初心者はここにいちゃいけない。
いや、いてもいいんだ。
ほんの少しの時間だけでも先頭になって引いてあげると、メインで引っ張ってる人たちは助かるんだ。
でも、初めての列車で大人数てなると、勝手もわからない。
だから、後ろの方にいた方がいいかもだよ。
全くの初心者がいるべき位置は後方の真ん中である。
10人くらいいれば、このあたりがベストかな。
場合によるけど後ろの方はローテーションしない。
後ろの方がいいけど、一番後ろは、行かない方がよい。
一番後ろは、先頭の次に疲れるポジションなんだ。
何故かというと、風の巻き込みがあるからだな。
野球で、変化球はご存じだと思う。その中の、「フォークボール」、「シンカー」、「ナックル」なんかがは回転してない。
回転していないボールは、進む方向とは逆方向に空気巻き込みが発生し、ストンと落ちる。
こんな感じかな。
どれも、ボールが回転してないんだな。
そして、後ろに風の巻き込みが起きてボールが減速してストンと落ちるわけだ。
列車でも同じことが言える。以下のように一番後ろは空気の巻き込みのおかげで疲れる。
一番後ろは、ベテランの方がやった方がいいね。
初心者が一番後ろだと、いつの間にか千切られて、どこ行ったか分からなくなってもこまるからね。
最後に
列車で走る時に、初心者はどこがいるのが一番いいかを書いた。
先頭から2番目は、一番楽なポジションだけど、ローテーションで、先頭を引く時がある。
だから、後方の方でローテーションしない組の中にいる方がよい。
ただし、そこにいつまでいても成長はない。走り慣れたら先頭の方に行って少しの時間でも先頭を引っ張くのがいいと思う。
または、後ろの方で気の合う仲間とローテーションの練習をして、その上で先頭の方に行ってもいいかもしれないね。
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