こんにちは!ロードバイクに毎日乗るいしやんです。
皆さん、自転車はしっかり洗車してますか?
ひさしぶりにロードバイクの洗車をしました。
ロードバイクの洗車と聞いて、こんなことを思いませんか?
- 自転車のきれいにするには何が必要なの
- 自転車を洗って錆びないのかな
- チェーンに適当に油さしとけばいいじゃないの
私はロードバイクを買って、乗り続けちょっと汚くなってきた時、どうやって掃除するのかわかりませんでした。
洗車は何度かやっていましたが、最初はなかなか綺麗になりませんでした。
過去の洗車を振り返ってみると、洗う順番が間違っていて洗車を台無しにしていたことがわかりました。
過去の失敗経験をもとに、「洗車は順番が大切」というテーマで書いていきたいと思います。今日の記事を読むと、どのような順番で洗うとロードバイクをきれいに洗車できるかがわかります。
自転車を綺麗にすることは、皆さんされている方少ないようです。
せっかく買ったロードバイクです。ずっと長く綺麗に使っていきたいですよね。
結論を先に言うと、自転車がきれいにな洗車の順番は次の通りになります。
- チェーン
- 自転車本体
この順番で洗うと、きっと皆さんの自転車もきれいになると思います。
一番汚れが気になるところはチェーン周り
ロードバイクで一番汚れが目立つところはチェーン周りではないでしょうか。
チェーンには潤滑油がついているので汚れやすくなってます。
チェーンはホコリやチェーンやギアの摩耗ででる金属粉がついて黒く汚れます。
チェーンを綺麗にするときは自転車全体も洗車しよう
チェーンを綺麗にするには、チェーンの汚れた油を一度洗い流し綺麗な油に置き換える必要があります。
チェーンの汚れを洗い流すと、その汚れは車体に付きます。
なので、チェーンを洗う時は、自転車全体もいっしょに洗車する方がよいです。
チェーンからスプロケ洗浄は動画でも解説
チェーンとスプロケ洗浄は、こちらの動画でもやってみました。動画編集ソフトが試用版につき見にくくすみません。
きれいに洗車する順番は最初にチェーン、次に自転車本体
まずチェーンの油を落とし綺麗にします。その後でチェーンも含め車体全体を中性洗剤で丸洗いします。
一番間違えていけないのは、洗う順番です。次の順番を守りましょう。
- チェーン
- 自転車本体
この順番が今日の一番のキーポイントです。
1.チェーンを洗う
ギアの位置をアウター・トップにします。フロントギアを大きなギアに、リアギアを一番小さなギアにはめた状態です。
フロントをアウターにするのは、チェーンにある程度のテンションがある方が綺麗にしやすいためです。
リアをトップにするのは、通常あまり使われていないギアなので、チェーンに汚れがつきにくいためです。
チェーンを洗う時には専用の洗浄液が必要です。そうしないと、汚れが落ちないのと錆びやすくなるからです。以下の写真のようなチェーンディグリーザー液が良いです。
緑の容器は自転車用のチェーン洗浄機です。この緑のチェーン洗浄機にチェーンディグリーザーを適量入れます。
そして、チェーン洗浄機でチェーンを挟み込みます。
左手でチエーン洗浄機を持って、右手でペダルをくるくる回します。
チェーンの中の汚れがかきだされ、泡泡になります。
チェーン洗浄機の中に汚れが溜まります。
終わったらチェーン洗浄機は取り外します。
チェーンをブラシでゴシゴシもありです。しかし、ブラシの場合は汚れた油が飛び散ります。ブラシの方がお手軽ですが、自分が汚れてしまいます。
チェーン洗浄機はブラシと比べるとセッティングが少し手間ですが、ブラシよりもきれいになり、洗浄時間はブラシよりも速いです。
トータルで言うとチェーン洗浄機の方が、速くきれいになります。
でも一番いいなと思うのは、このAZのチェーン洗浄器は油汚れが飛び散らないことですね。
洗う為の溶液:チェーンディグリーザーも実店舗のものと比較しても安くて良かったです。(1400円程度)
同じAZから類似品でKD052というのもあります。こちらは500円程度です。
緑との違いは、緑のKD060方が洗浄力が高く、耐久性もあるとのこと。3倍の強度かは比較したことがないのでわかりませんが、洗車は10回はできたので今度比較してみたいと思います。メーカーさんからの回答をこちらに見つけました
上記の2つのチェーンクリーナもいいのですが、より高級なのを試したのがこちらのプロチェーンクリーナー。程よくカーブしていて、頑丈そうで長持ちしそうでした。価格は3千円くらいするので考えどころですね。
以下のように、しっかりとチェーンを挟むことができます。
分解するとこんな感じ。
新品で届いたときは以下のような感じです。
溶液は食器用洗剤でも良いというウワサがあったのですが、やってみたらチェーンが回らず上手く洗浄できませんでした。チェーン劣化の原因にもなります。
やはり専用のチェーンディグリーザーが良いです。
ブラシでこする方は、こちらのスプレー付きが良いです。上のボトルは詰替用にもなっているので最初の1個はスプレー付きもあっても使い勝手が良くていろいろ試せます。
2つがセットになったものもあります。
2.後輪を取り外しスプロケットの掃除
後輪のスプロケット部分は汚れた油やほこりで真っ黒になっているので別の掃除が必要です。そこで使うのはWAKOSのチェーンクリーナーとフォーミングマルチクリーナーです。
スプロケットを掃除するにも順番があります。
- チェーンクリーナー
- フォーミングマルチクリーナー
この順番で使用します。チェーンクリーナーで汚れを浮かせてブラシでこすり、マルチフォーミングで泡だらけにして自然に汚れを落とします。
マルチフォームは泡立つので最初に泡立てると勘違いしそうですが、それは逆です。
必ずチェーンクリーナーからはじめましょう
この洗浄方法は、有名なのかセット販売もされていました。
それでは掃除をはじめていきます。
最初にWAKOSのチェーンクリーナーを吹きかけます。
スプレー後しばらく置いておくと汚れが浮き上がってきます。浮き上がってきた汚れをブラシでゴシゴシこすります。(ブラシはチェーンクリーナーに付属のものを使用しました。)
汚れを落とします。
ブラシが劣化してきたら、ナイロンのブラシを購入しましょう。よく汚れが落ちそうだと思って真鍮や金属のブラシを選んではいけません。キズだらけになってしまいます。
ブラッシングが終わったら、WAKOSのフォーミングマルチクリーナーを使います。
スプロケット全体に吹きかけて泡泡にします。
しばらく放置しておくと汚れが洗い流されます。
布で拭き上げると輝きを取り戻します。
布はマイクロファイバー布が安くて、拭き取りも良いです。
3.自転車全体を丸洗い
自転車を中性洗剤で丸洗いします。前後輪のタイヤもいっしょにきれににしましょう。中性洗剤を泡立ちさせてスポンジで洗います。
特別なものである必要はなく、私は実際にキュキュットを使ってます。車体を丸洗いするにはこの洗剤で大丈夫です。
洗うためのスポンジも用意しましょう。洗車用のスポンジをチェーンやスプロケットを洗うものとフレームを洗うものを1つづつ用意すると良いです。
1回の洗車で結構汚れたりするので、100均で食器用スポンジでも良いです。
そして水を貯められるバケツも必要です。水をためることができれば何でも良いのですが、このバケツは踏み台にもなるので一石二鳥です。
洗う時は、後輪をとった状態で自転車を支えるものがあった方がやりやすいです。
上記ワークスタンドは安価で便利なのです。ただ、前輪を付けたままにするしかありません。前輪を外すとフォークが地面につくので少しキズがつくことがあります。
自転車をそのまま持ち上げて洗車をしたい方には次のグリップ式の自転車スタンドが便利です。自転車を完全に浮かせてメンテナンスをすることができます。
4.全体を水で洗い流して拭き取る
あとは、水で洗い流します。
シャーっとこんな具合です。
洗い終わったら水気はしっかり拭き取りましょう。拭き取りに使う布は、使い古しの布でも大丈夫です。先程紹介したマイクロファイバークロスで大丈夫です。
チェーンへの注油は忘れずにおこなっておきましょう。ここではロングライド向きのウェットタイプで200キロ走っても大丈夫なタイプをご紹介します。
逆の順番でやった失敗例
私は最初、チェーンには水をかけてはいけないという思い込みを持ってました。
そこで、車体をまず綺麗にしました。
その後に、チェーン洗浄をしました。
先ほどのこの状態ですね。
この泡を、軽く拭き取った後に注油してました。(ダメ)
汚れたままですね。
知らないとは怖いものです。笑
最初にチェーン、次に車体の順番できれいにしよう
洗車も慣れてしまえばなんでもないことですが、最初はどうやって洗うのかドキドキしながらやってました。
一番失敗したのは洗う順番でした。大事なのは洗車順です。
- チェーン
- 自転車本体
これさえ守っていれば、愛車はピカピカになります。
その時使ったアイテムはこちらです。
チェーンと自転車本体の洗車に必要なもの
チェーン洗浄機
チェーンディグリーザー
洗浄機とディグリーザーがセットになったのものあります。
チェーンクリーナー
フォーミングマルチクリーナー
チェーンクリーナーとフォーミングマルチクリーナーがセットになったのものもあります。
中性洗剤
スポンジ
バケツ
バイクスタンド
自転車を持ち上げた状態で洗車したい方はこちらのスタンドがおすすめ
チェーンルプ(チェーンオイル)
是非とも洗車にチャレンジして綺麗なロードバイクで気持ちよくはしれますように
他にも自転車のメンテナンスに関係した記事もあるので、お時間がありましたらどうぞ。