みなさんロードバイクのチェーンのメンテナンスうまくできてますか?
前回の記事でロードバイクのチェーンを交換する経緯を書きました。
ロードバイクのチェーン交換を初めて自分でする(1)トラブルに負けない為の冒険
そして、決意しました。お店で頼んで交換してもらうのは簡単。でも、それだと何の経験にもならない!
そんな思いから自分でやってみることにしました。
しかし、結果は失敗により、撃沈でした
この記事では、初めてのロードバイクチェーン交換の失敗経緯を書きます。
どんな風にして失敗するかがわかるので、皆さんへの反面教師として失敗を防ぐことに役立ってくれると嬉しいです。
本当に初めてのチャレンジして失敗した内容なので写真が揃い切ってない部分はありますことご了承ください。もう、ヒヤヒヤしながら一生懸命作業をしました。
最後は、諦めてサイクルショップに持っていきます。そこから先の記事はこちらからどうぞ
ロードバイクのチェーン交換を初めて自分でする(3)プロにかかるとたった15分で修理完了
1.交換用チェーンと予備のコネクティングピンが到着
ネットで注文すること2日。ついに部品が到着しました。
- コネクティングピン3本(左)
- 交換用のチェーン(右)
失敗すると困るのでコネクティングピンを3個余分に頼みました。
交換用チェーンには、コネクティングピンが1本入っています。
つまり、これでピンは4つになりチャンスは4回になりました。
これは精神的に楽です!
しかし、先に答えを言ってしまいますと、このピンは全て使うことになります。
- 1本目 — 失敗(By いしやん)
- 2本目 — 不完全ながら接続(By いしやん)
- 3本目・4本目 — 自転車屋さんが修復のために使用
2回失敗時点でもう辛かったです。
初心者には失敗し易い作業ですので身長差は大事ですね。
今回予備のコネクティングピンを注文しましたが、初めて自分で行うなら予備ピンの注文はとっても大事です!
コネクティングピンはギアの変速数により異なるので注意しましょう。
ピン部分の長さが変速数により異なるよ
これは知らなかった。
ちょっと見ただけだとわからないから注意が必要ね。
6~8速のコネクティングピン
6速、7速、8速のピンは共通だよ
9速のコネクティングピン
今回購入したピンです。
10速のコネクティングピン
これは、10速用のピンです。間違えないようにね
11速のコネクティングピン
これは11速用のピンです。少しずつ短くなっていくのね
12速のクイックリンク(ミッシングリンク)
12速のコネクティングピンはないようです。クイックリンクでチェーンのリンクをつなぐことで対応します。
2.チェーン交換準備
届いたパーツを元に、チェーン交換の準備を進めます。
時はさかのぼり初のパンク修理のときは大パニックでした。
【初パンクはパニックになる】4つのパンク予防とチューブ交換の練習をしておこう!
今回もパニックになるかもしれないが、なんとかなると思っていました。
しかし、甘い考えだったとに気づかされるのでした。
2-1.現在のチェーンの状態を入念に写真撮影
チェーンは(初心者にとっては)複雑に通されています。
写真をしっかりとっておくと新しいチェーンを通す時役に立ちます。
特に赤〇のところは、初心者が通すのを忘れてしまいがちの部分なのだそです。
よく注意して通したいですね。
3.古いチェーンを取り外す
チェーンを外すというのは、コネクティングピンの一つを外す作業になります。一度外してしまうと後戻りできません。
チェーンはこのように、橙〇のように1か所だけ色が変わっていいます。ここは初期につなげてあるところです。
なので、そこ以外の赤〇のようなところでチェーンを切る必要があります。
(但し、今回のようにいらない場合は、どこで切ってもよいです。
切る時はすっごく考えました。
- 外していいのかなぁ
- このチェーンのまま使っていてもいいんじゃないの?
- チェーン外して自転車壊れたらどうしよう・・・
私は、良く言えば慎重、悪く言えば弱気なのです。
3-1.30分悩み、意を決して気合で古いチェーンを切る
意を決して、金具を押し込みました。
このままグリグリ押し込むとチェーンが切れます。
後で気づくのですが、既にチェーンカッターの使い方を間違えていました・・。
本来は、上の図のように、左のパーツでチェーンのプレートをしっかり挟んで、右からぐりぐりと押し込まないといけなかったのです。
しかし、いしやんは何を思ったのか、
「なんだこのパーツ?やりづらいな。ポイっ!」
と取り外した状態でぐりぐり押し込んでいました。
いしやん、緊張の中、パニックがはじまっています。
そして、ぐりぐりと押し込むと・・・
バチン
一応切れました。
この時はOKと思ってました。
4.新しいチェーンに付け替える
もう、後戻りはできなくなりました。
付け終わらなければ、お正月は自転車を乗ることができません。
4-1.チェーンを並べてリンク数を数える。
チェーンのつながっているプレートの一つ一つをリンクといいます。
新しく買ってきたチェーンは114リンクありました。一方、古いチェーンは107リンクでした。
7リンク余分でしたので切る必要がありました。
切ったら、(いしやんの技量では)戻せないので、切る前に5回くらい数えました。
4-2.新しいチェーンを切って長さをそろえる。
そして、切りました。(先ほどと同様間違った方法で・・・。)
バチン
これもその時はOKと思いました。
以下は、古いチェーン新しいチェーンを並べた図です。
確かに伸びている。
本当に伸びるんだと思いました。
でも、「本当に替えるほどの伸びかな?」という疑問も起きました。
これだけなら替えなくても良いのではなかったのか。
しまった早まったかも・・・とも思いました。
伸びたうちに入らないように書いていますが、十分に伸びてます。
これ以上伸びると、走っているうちにチェーンが切れることがあるので、
なるべく早めに交換をしていきましょう。
4-3.元の写真を見ながらチェーンを通し、コネクティングピンを入れる
まずは、もくもくとチェーンを入れていきました。
ようやくリア側とフロント側に通し終わりました。
おお~ようやくつなぐ一歩手前まできました。
これから、コネクティングピンを入れてつなぐ作業をします。 チェーン汚いけど新品です。
初めてだから油まみれです。ここまでくる中にはいろいろ大変でした。
5.チェーンの接続(問題はここから)
これが、コネクティングピンを刺した状態です。
このピンを直角に押し通し、先っぽをポキっと折れば完了の予定のはずなんですが・・・。
うまくいきませんでした。泣
5-1.1個目のチェーンピン挿入失敗(チェーンも破損)
このようにコネクティングピンをグリグリ入れてますが道具の使い方が誤っています。
先ほどと同じ図ですが、押し込む時の大切なパーツを忘れてます。
✖の方でやっているので安定してないです。
1回目は、ぐぁ~と挿入したので途中でポッキリいってしまいました。(泣)
5-2.2個目のチェーンピン挿入成功(チェーン破損で違和感)
2回目はなんとか入りました。
今回は、入れて戻して、入れて戻してちょっとづつ行いました。
できた~と思って完了させると、ピンが飛び出ている。
押しが足りなかったのです。
反対側から見ると、貫通していないのです。
もう一度押し込みや、ペンチでグリっと締めてみたけどダメでした・・・・。
6.試しに自転車で走るが、リアのギアが勝手に変速
結局、これ以上どうにもならなかったので
「まぁ、これで良い!」
と思い、走ってみました。
そうしたら、なんと走ってる最中に勝手に変速されちゃいます。
4速に入れていると3速になったり2速になったりと。。。。
おかしい!!!
8.不調の原因は、チェーンプレートが変形したことでチェーンが斜めになってしまった
プレートが変形してしまい、勝手に変速されるようになってしまいました。
このまま走っていれば多分コンポが壊れます。
8.これ以上は上手くいかないのでプロにお願いすることに
プレートの変形の可能性も高いです。
素人がこれ以上やることはなくなってしまいました。
もう、プロにお願いすることにした。
運悪く時は、正月休み。2日ばかり乗れなくなってしまいました。(自業自得である)
9.まとめ:チェーンカッターの練習大事
どうすれば、具体的にどうすれば良かったは次回の記事に書きたいと思います。
今回は、ひとりでチェーン交換にいどんだが敢え無く撃沈してしまいました。
アドレナリンでまくりの作業でした。
「せめて、チェーンカッターの使い方をしっかり予習しておけば、今よりもましだったかもしれない。」(約4分の動画)簡単そうに見えて見るとやるのは大違いですね。
チェーンカッターは次のような道具です。
チェーンカッターの名前から切る道具と思われるけど、チェーンをつなぐときもこのカッターを使います。
一通りはYouTubeやwebサイトで勉強したつもりでした。見るとやるとは大違いというのがよくわかりました。次回以降で、プレートが曲がったチェーンをどのように直したか書きたいと思います。
\修理の結果は以下の記事からどうぞ↓/