こんにちは。毎日ロードバイクに乗るいしやんです。
昨日、リアディレイラーについての調整方法について書いてみました。
ディレイラー調整は、フロントも調整しないと上手く変速ができなくなります。
よって、今日はフロントディレイラーの調整について書いてい見たいと思います。
今日の記事を読むと、フロントディレイラーのガイドプレートの調整方法がわかります。
それでは行ってみたいと思います。
フロントディレイラーを横から見て位置を調整する。
フロントディレイラーとギアの隙間を1ミリ~3ミリになるように調整します。
お店で調整してもらいました。(情けないことに自分ではできなかった。)
写真で行くと、ディレイラーの裏側に留めるネジがあります。
位置を固定して、ディレイラーを締めます。
上から見た時はギアとプレートは並行になるようにします。
そして横から見た時に上記のように1ミリ~3ミリの間で合わせて調整します。
なんか見ると、1ミリよりも狭いような気が・・・。
フロントディレイラーのアウター側のプレート調整(ネジ調整)を行う。
次にフロントとリアのギアをアウタートップにします。
アウタートップとは、以下の図のような状態となります。
実際に変速すると以下のような状態です。
フロントがアウター、リアがトップに入っている状態が分かると思います。
そして、次の写真はアウタートップにした時のフロントディレイラーとチェーンの位置です。
ここで大事なのは、外側のガイドプレートとチェーンとの隙間が0.5ミリ程度になるようにします。
目視で外側プレートにギリギリ当たるか当たらないかの間隔となります。
調整する時は、アウター側についているネジを回すことで行います。
- ネジを右に締める・・・内側(インナー側)に動きます。
- ネジを左に緩める・・・外側(アウター側)に動きます。
ネジを回しても微妙にしか動きません。
本当に動いているのかなと不安になります。笑
シマノのマニュアルも載せます。
引用:
https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RBFD001-01-JPN.pdf
フロントディレイラーのインナー側のプレート調整(ネジ調整)を行う。
次にフロントディレイラーをインナーローにします。
以下の図のような状態にします。
次の写真はインナーローにした時の状態です。
フロントがインナーのギア、リアがローのギアに入っていることが分かると思います。
次の写真はインナーローにした時のフロントディレイラーとチェーンの位置を拡大したものです。
ここで大事なのは、内側のガイドプレートとチェーンとの隙間が0.5ミリ程度になっていることです。
こちらも、先ほどと同じく、目視で内側プレートにギリギリ当たるか当たらないかの間隔となります。
隙間を調整する時は、インナー側についている調整ネジを回すことで行います。
※内側のガイドプレートは外側のプレートとは逆の動きをするので注意です。
次のような動きをします。
- ネジを右に締める・・・外側(アウター側)に動きます。
- ネジを左に緩める・・・内側(インナー側)に動きます。
シマノのマニュアルも載せます。
引用:
https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RBFD001-01-JPN.pdf
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フロントディレイラーの調整方法がイメージできましたでしょうか。
フロントディレイラーは、リアディレイラーに比べると設定がシビヤです。
チェーンとガイドプレートの絶妙な位置で設定することが必要になります。
しかし、このギリギリを設定することでスムーズに変速できるようになります。
最初は難しいと思うかもですが、もし路上でズレが生じた時、自分で治すしかない場合もあるのでチャレンジの価値はあると思っています。
現にやってみましたが、多くの箇所をサイクルショップの方のお世話になってしましました。
しかし、次こそは全て自分でやってみたいと思います。
今回やってみて発見したことは、
- ロー側・アウト側の調整ネジは、それぞれ動く方向が違う。
- フロント・リアの調整ネジでも真逆になる。
を発見しました。
今回、シマノ製品でやってみました。
シマノは主流の製品ですが、ライバルとしてカンパニョーロというイタリアの製品があります。
こちらのネジの調整はシマノ製品とほぼ真逆の動きをします。
前回のリアディレイラーの時も書きましたが、メーカーによってあれもこれも違うのであれば、ここは覚えるしかないのかなと感じました。
ディレイラーの他にもチェーンの伸びも影響します。
こちらは、チェーンが伸びてしまったので交換した時の記事です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。