
自転車乗ってて転んでケガをしてしまった時、あなたならどうしますか?
幸運なことに、私はロードバイクに乗りはじめて転んでケガをしてしまったという経験はありません。
ですが、転んでケガをしてしまう時は急にやってきます。
もしかしたら、ツーリング仲間が転んでしまい手当をする側に回るかもしれません。
そんな事態を想定して、
転んでケガをしてしまった時の応急処置はRICE処置。
- 安静にする(Rest)
- アイシング(Icing)
- 圧迫(Compression)
- 上げる(Evelation)
をまとめてみました。
今日の記事を書くにあたって、自転車女医のサイクリニックを参考にしました。
この本を読むまで、恥ずかしながら私は、まったく逆のことを考えていました。
応急処置を適切にせず、逆のことをしてしまうと余計にケガをひどくしてしまうことも学びました。
それでは行ってみたいと思います。
RICE処置(安静にする・冷やす・圧迫する・上げる)の4つが大事だよ

ケガには骨折、打撲や擦り傷等、種類や程度がさまざま。
ですが、これから挙げるRICE処置は、どれにも共通で使えます。
ケガした直後に行うことで、炎症を最小限に抑えてくれます。
1.安静にする(Rest)
ケガをしたら、安静にすることが第一に必要です。
安静とは、運動を直ちに止めることです。
何故かというと、動くと出血したり腫れがひどくなったりする為です。
できるだけ安全な場所を見つけて、まずは休む、動かさないが大切です。
焦って帰らなきゃと思いたいところですが、まずは安静が大切です。
落ち着いたところで帰ることを考えましょう。

私は、まずは急いで帰らなきゃと思っていたので、まずその考えNGでした。
2.アイシング(Ice)
次に患部を冷やします。
患部を冷やす理由は、
- 痛みを軽くする
- 内出血を防ぐ
- 炎症を抑える
為です。

近くにコンビニがあったら、氷を買ってビニール袋に入れて患部を冷やすといいよ。

でも、独りの時は困るよね。
叩くと冷える冷却材があるので、ツーリングのお供に一つもってくと便利です。

私の場合、温めるか冷やすか迷っていました。
ケガをした=冷やすが頭に入ったよ。
3.圧迫(Compression)
ケガした部分を圧迫します。
何故、圧迫する目的は以下の通り。
- 内出血を防ぐ
- 腫れを防ぐ
圧迫は、しかっかりした弾力性包帯が最適です。
圧迫しすぎは逆に血流が滞ってしまうのでその加減が難しいところです。
4.上げる(Elevation)
患部をなるべく心臓より高く上げましょう。
何故かというと、出血量を減らす為です。

太モモ等、ケガの場所によっては、心臓より高く上げるのは難しい時があります。
そういう時は、なるべく心臓に近い位置に持って行くという考えで行きましょう。
✖やってはいけない処置例(お風呂でもみほぐして悪化)
良くやってしまう悪い例です。
- ケガをして焦って帰宅(安静にしてない)
- お風呂で温まってリラックスしよう(冷やしてない)
- 痛いからもみほぐそう(圧迫してない)
- 出血し放題(ケガの部分を上げてない)
そして、病院にいくと悪化してお医者さんに怒られてしまう。

やってしまいそう。
RICE処置大事だね。
まとめ
ケガをしたら、次のRICE処置が大切です。
- 安静にする(Rest)
- アイシング(Icing)
- 圧迫(Compression)
- 上げる(Evelation)
目的は、出血や腫れを抑えるためです。
全部「あ」から始まるので、あ「ふぉ~4」が覚えやすいです。
(自転車女医のサイクリニックより)
そして、ケガをした直後から行うことが有効。
何故なら
- 腫れを最小限にできる
- 出血を最小限にできる
- 患部の炎症を最小限にできる
私は、ケガをした時この4つRice処置と3つの目的をしっかり考えたいと思います。
読んでくれた皆さんも、もしかしてケガをした時の参考なると嬉しいです。
擦り傷、切り傷にはこちらの記事がオススメ
できればケガはしたくないですね。
未然に防ぐことが大事ですね。