- 秋口は暑い日や寒い日があってロードバイクの服装に迷う
- そもそもどんな服装が良いかわからない
- サイクルジャージって高いよね?
ロードバイクに乗る時どんな服装で乗ってますか?
ちょっとそこまでの数キロならいざ知らず、ロードバイクともなると丸一日の遠出も珍しくありません。
どんな服装でいくか迷うこともよくあることでしょう。
この記事では、外の気温ごとのロードバイクに最適な服装をまとめてみました。
それぞれの気温毎の記事は本文にまとめてあります。
目次のリンクに外気温ごとにまとめてあるので、気になるところからご覧ください。
服装を選ぶときのポイントは次の2点です。
- 最高気温を見て、その日のベースウェアを選定
- 最低気温を見て、服装の調整方法を決める
気温別の最適なロードバイクウェア(ベースウェア)
ロードバイクのウェアを決める一番わかり易いポイントは気温です。
風とか雨や雪が降るのかもありますが、やはり気温が分かりやすいです。
まとめると、次のような結果となります。
これらは、自分の経験によって導き出した答えです。
正解は人それぞれですので、上記を参考に外へ出ていくだんだんと目安がわかってくるでしょう。
外気25度付近:真夏の格好でOK(アンダーシャツは25度を下回ると必要)
夏が到来して暑い日が続く7月始め~9月後半ぐらいまでの間。
いわゆる真夏のスタイルです。
半袖のサイクルジャージとショートのレーシングパンツ
男性向けでかっこいいと評判なのはカペルミュールです。
速そうに見えます。
無料試着もできますよ。
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パールイズミの女性用サイクルジャージは、かわいいデザインが豊富です。
こちらも無料試着ができそうです。
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こちらは、男性用レーサーパンツです。
カペルミュールのレーパンはフィット感が良いです。
ライオンマークのワンポイントもかっこいいです。
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女性用のショートのレーサーパンツです。
ポケットが足元にあるのがうれしい。
価格が安いので試しに買ってみる方にはおすすめね
温度変化に対応するためのアンダーシャツ: 気温25度以下は必要
真夏でも、初夏や終わりには気温25度を下回ることもあります。
気温25度を下回ると、体感的に寒いと感じます。
よって、気温25度はアンダーシャツが必要かどうかのポイントになるのです。
アンダーシャツは付けられている方が多いと思います。しかし、真夏ともなるとナシでもへっちゃらで、アンダーなしの方が楽という方もいます。
気温25度を下回ると何もしてない状態であれば問題ないのですが、自転車で走ると体が思いっり冷やされるのを感じます。気温25度というと、夏場にエアコンの効いた部屋の快適温度は25度前後。その中で風を当てられると考えると結構冷えると思いませんか?
25度を下回ったらアンダーシャツを着用しましょう。
汗をかいても20分くらいで乾いてしまう速乾性能が特徴です。
終始サラサラで快適です。
インナーを着ると少し暑くなるけど、下着などの線を隠せるのが良いです。
トップスのタンクトップをサイクルジャージと相性が良いです。
真夏は強い日差し対策で腕・足・首を覆う装備も有効
真夏の半袖・ショートパンツは気持ち良いのですが、ロードバイクは数時間から1日中屋外で自転車で走り回るスポーツです。長時間のアウトドアはどうしても日差しが気になるものです。
そんなときには、一見暑そうに見えますが、首周り・腕周り・足回りを覆う装備がオススメです。
Buffは、首周りの日焼け防止、首周りの保温、マスク代わり
と多機能でゆく先々で便利です。
アームカバーは、日焼け止め効果あって暑ければ取れば良いので調整に融通が効いて便利です。男女どちらも可。
夏は、水を含ませるとそれだけで冷感が得られて快適になります。
こちらはアームカバーの足版。レッグカバーです。男性女性どちらでもいけます。夏の暑い日差しを遮り快適にライドができます。
外気20度付近:上下ロングタイプのサイクルジャージ+レーシングパンツ
日本の中部地方であれば10月も始まり半ば当たりくらいでしょうか。この頃になると気温が20度くらいになってきます。
上下とも秋対応をした長袖長ズボンのタイプが良いです。
カペルユールの長袖タイプのサイクルジャージです。前面裏起毛、後ろが通気性抜群なので気温10度くらいまで耐えられる設計です。
パールイズミの女性向けのサイクルジャージです。
落ち着いた色合いでデザアインもかわいいです。
上もカペルミュールなら下も揃えるのも走る気持ち向上につながります。ライオンロゴもグレーでひっそりと存在感アピールしてます。
少しお値段高めのレーサーパンツですが、肌に直接身につけるものなので安心できるところのものが良いです。
最高気温が20度以下ならアームカバーよりもロングスリーブのサイクルジャージの方が良い
半袖のサイクルジャージ+アームカバーで長袖のサイクルジャージと同じではないか。と思われるかもしれません。
しかし、気温が下がってくるとアームカバーでは寒さは防げません。アームカバーの特性上肌にフィットしているので体温は逃しやすくなってます。
アームカバーは防寒性能がないわけではないですが、紫外線から肌を守る効果の方が高いようですね。
外気17度付近 :裏起毛アンダーを採用しよう
気温が20度くらいのときは、手足の寒さが目立ってくるのでサイクルジャージとレーパンを丈の長いものに変えるだけで効果がありました。アンダーシャツは夏用のままで全然大丈夫でした。
しかし、中途半端ですが、気温が17度を下回ると芯の冷えが気になってきます。そこでのおすすめは裏起毛のついたアンダーシャツです。
約1000円と安いのに暖かいと評判のおたふく手袋のインナーです。
男性用(但し女性も着用する方もいる)
女性用
風を受けても裏起毛の効果で空気をブロックし、体温で温められた空気が中に残るのでぽかぽかして心地よいです。
フルグローブでスマホ操作ができるものを選ぼう
気温が17度を下回ってくると、自転車で走っていると手の寒さを感じてくる頃だと思います。早めにフルグローブに切り替えましょう。フルグローブも秋用冬用があります。気温が15度以上あるのなら秋用の方が脱着もしやすく、暑くもならないのでおすすめです。
フルグローブはスマホなどタッチパネルを操作できるものを選びましょう。
タッチ性能はグローブの出来に左右されるのですがある方が楽です。
スマホ画面を切り替えたりする頻度はロングライドになるほど多いです。いちいち手袋を脱ぐのはとても時間のロスになりますしイライラもしてきます。
快適ライドをするにはタッチパネル操作ができるグローブがおすすめです。
作りがしっかりしていて手袋したままでスマホ操作がし安かったです。20回は洗ったけど相変わらずスマホ操作がスイスイできるところが気に入ってます。
おや指とひとさし指がのところだけ外れるのは、
ちょっとした細かい作業に便利だね。
外気13度付近 :上にさらに1枚薄手ウィンドブレーカーを着用
外気がさらに冷えると外にもう1枚重ね着がおすすめです。特に朝は13度くらいで日中はもっと上がるというケースも有ると思います。
厚手の上着は暖かいのですが、気温が上がってくると暑くなり、ロードバイクでは脱いでも置き場に困ります。
そんなときは、薄手のウィンドブレーカーがおすすめです。ウィンドブレーカーは風を通さないことで防寒に役立ちます。体は自転車を常に漕いでいるので中から温まってくるのですね。さらに、ウィンドブレーカーには防雨の効果もあったりするので雨対策にもなります。
薄手のウィンドブレーカーはコンパクトにまとまるので、寒くなりそうな時に持っていくと安心して走ることができます。
男性用(女性も可)
女性用
富士山に登ったら雨が急に降ってきたけど、ウィンドブレーカーがあって助かりました。こちらで紹介しているのは中国メーカーのものでしたがしっかり役目を果たしてくれました。
【大雨の富士ヒルクライム試走】コースの節目11スポットを目指せば心折れない|気になる登りの斜度は?
ジレはコンパクトで防寒効果もあっておすすめ
防寒効果のある服装のひとつに「ジレ」があります。ジレはペラペラの袖の耐タイプのウィンドブレーカーです。とても小さいので持ち運びに優れます。ですが防寒効果は高くジレが1枚あるとないとでは段違いです。
男性用
女性用
ウィンドブレーカーを持って行こうか迷いに迷っている時や、ウィンドブレーカーを来てもまだちょっと寒いというときの助けになります。
外気10度付近 :真冬のサイクルジャージ
気温が10度を下ってくるのは12月以降ではないでしょうか。もうほぼ真冬なみの寒さです。10度を切るくらいになると冬用のレーシングパンツや裏起毛アンダーは当然として、上着も風を通しにくい真冬用の厚手のサイクルジャージが良いでしょう。
以下にご紹介しているウェアは気温10度対応です。
真冬を走るにはしっかり防寒して出かけましょう。
男性用冬用サイクルジャージ
女性用冬用サイクルジャージ
ワイズロードではおしゃれなカステリジャージを取り扱ってたよ
男性用冬用レーサーパンツ
女性用冬用レーサーパンツ
どれも暖かそうだね
グローブも真冬用に切り替えよう
秋くらいから使い出す手をすっぽり覆う冬用グローブですが、気温を10度を下回ってくるとそれでも寒く感じます。もっと厚手のグローブにしましょう。手のかじかみを最小限に押さえて快適にライドができるようになります。
こちらもタッチパネルの操作可能なものを選びましょう。
10度以下になると、手は冷たくなってくるので、
真冬用の暑いグローブが手が快適になります。
男性用真冬グローブ
女性用のグローブもあるんだね。
でも、違いがよくわからないね。
女性用真冬グローブ
自転車用ジャージでも寒くなければ全然OK
自転車用の服装は上はサイクルジャージ・下はレーシングパンツが一般的です。私は冬用はそこまで持ってないので以下のようなジャージを使ってます。安価ですが防寒性能が高くて暖かくて気に入ってます。
前面は風を通しにくい素材になっています。後ろ側は通気性が良いです。
前は風を通さず、後ろは空気がよく流れます。暴風と通気性の両立された1着です。
防雨効果もあるのでライド中に少しの雨ならなんとかなります。
1着上下で6000円くらいで真冬対応できるのでコスパが高いです。
実際に来てますが毎シーズンこのウェアで真冬を過ごしてます。
お尻パッドがないのが残念ね。
パッド付のインナーパンツを履こうね
外気0度付近 :グローブ2重化 + ブーツカバー
外気音がさらに下がり0度付近になると、寒さはいよいよ深刻になってきます。冬用グローブでも寒さを感じることがでてきます。そんなときは、冬用グローブの下にもうひとつ薄手の手袋を着用が良いです。手袋の中に空気の層を作り出すのであたたかかいです。
薄手の手袋なのに、スマホがさわれる指サポーターがついているのが嬉しいね!
これも、スマホ操作ができるものが良いです。冬用手袋でスマホ操作もできますが指が太いので細かい操作が必要なことが出てきます。細い指で操作しようとすると手袋を2個外さないといけないのでちょっと大変ですね。
シューズの大きさによって、どのサイズを選ぶか難しい。
シマノのシューズを履いていたら、シマノのシューズカバーが間違いないです。
シューズカバーも大切なアイテムの一つです。特にレーサー用のSPD-SLシューズは軽く通気性が抜群に良くできています。これは別の味方をすると冬は外気を通しすぎてしまいます。足がかじかんで動かせなくなることもあります。
そこで、必要なのがシューズカバーです。寒い冬でも足を暖かく守ってくれます。防雨効果もある程度ありますので、その意味でも心強いです。
(番外編)手の入れる袋もほしくなる
0度を下回ると手が氷るように冷たくなります。対策をしても寒いものは寒いです。そこで欲しくなるのはこのような手をいれる袋。よくオートバイ乗りの方がたまにつけてますね。
さすがに格好は悪くなりますが、格好を気にしなければ有効な装備の一つと鳴ります。
言わば、ハンドルのこたつです。
極寒の中は、手袋でもかじかむことがあるから、
これは最も暖かくなるアイテムのひとつだね。
ちょっと高いけど、ブラケット(持ち手)からケーブルが伸びているタイプのロードバイクでも使えるから便利だね。
軽装で出かけ、気温の変化は重ね着で対応
これまでロードバイクの服装を見てきました。夏場であれば、一番気温が高くなる所を起点になるべく薄着になるように服装を決めます。着たり脱いだりしても持ち運びがコンパクトになる上着類がおすすめです。
このように、体の方は常に自転車を漕いで運動しているので、重ね着でフレキシブルに対応できる服装選んでいきましょう。
ロードバイクは気温で服装を決めよう
今日の記事では、ロードバイクの服装は天気予報の気温で決めていこうというお話をさせてきただきました。おさらいをすると次の通りです。
- 外気25度付近 :メッシュの半袖+夏用アンダー+短パンのレーパン
- 外気20度付近 :上下ロングのサイクルジャージ+レーパンツ
- 外気17度付近 :上下ロングのジャージ+レーパン+裏起毛アンダー
- 外気13度付近 :上にさらに1枚薄手ジャージを着用
- 外気10度付近 :上下裏起毛ジャージ+レーパン+裏起毛アンダー
- 外気 0度付近 :グローブ2重化+シューズカバー
この結果は、私個人の感じ方も含んでいます。誰しも最初からは最適な服装は無理なのでまずは今日の記事を参考に服装を決めて外でライドし、アレンジしていかれると良いと思います。
季節によって外ライドの印象も変わるので、季節の移り変わりも楽しんだライドになれば幸いです。
真冬のサイクリングは気をつけて