普段からロードバイクを楽しんでいると、ほぼ考えなくなるが自転車に乗る格好で屋内施設はどこまで入ることができるかについてではないでしょうか。
いつものようにレーサーパンツ+サイクルジャージを着込んで自転車に乗っているとどこへでも入れてしまう。そんな気分になってしまいます。
しかし、自転車に乗る格好はスポーツをする格好です。水泳は水着でするものですし、柔道は柔道着を着ます。その格好でどこでも行ってOK!なわけないじゃないですか。
ロードバイクの格好もそれらと同じであると考えます。
この記事では、レーパン+サイクルジャージによってどんな施設まで入ることができるか書きたいと思います。きっと入れないこともあるので、そのままだと入れないけどこれやっとけば入れることも解説します。
結論は、ドレスコードがある場所以外は、対策すれば入ってOKです。
レーシングパンツやレーパンは着慣れているけど、少し人が多い場所で歩くと少し気恥ずかしい。果たして大丈夫なんだろうか?と思われる方の参考になると思います。
結論:ドレスコードがある場所はNG・それ以外は工夫すればOK
レーサーパンツとサイクルジャージで行けるところは、オフィシャルなところやドレスコードがあるところ意外は基本OKというのが結論です。
- オフィシャルの例 ・・・ 冠婚葬祭における式場や会場など
- ドレスコードの例 ・・・ スーツ限定のパーティなど
実際にさまざまな施設に入りました。そんなところ次のような印象を受けました。
コンビニ
入ってOKです。
日常茶飯事で入ります。サイクリストは補給が命。なのでコンビニには良く立ち寄ります。実際にコンビニにはサイクルラックが置いてあり、サイクリストウェルカムな場所もあります。そういうところは安心感がありますね。
サイクルラックが置いてあるコンビニや施設は、
サイクリストが入っていいんだと安心するね!
電車やバス
乗ってOKです。
様々な人が、それぞれの目的地に向かうために乗車します。それはスポーツ中の人も含めてなので自転車の格好で乗ってしまっても全然OKです。
しかし、都会の電車の中、通勤・通学の時間帯は少し気をつけた方が良いです。混んでますし、仕事や学校に行かれる方が多いので、その中にサイクリストが混ざるのは、やや場違いな印象を与えます。
サイクリストの格好を和らげる格好が必要でしょう。それは後述します。
ファミレスや回転寿司ショップ
ここも入ってOKです。
少し人数は少なくなります。一般客が多いので人の目が気になりました。しかし、追い出されるようなこともなく。店員さんは普通に接してくれました。
ただ、やはり珍しいのか、店員さん、他のお客さんは、目線が頭のてっぺんから足までサーチされるのが感じ取れます。
そんなに凝視しないでー
ホテルの高級レストラン
限りなくNGに近いです。ドレスコードがなければ入ってもOKなのかもしれませんが、暗黙のルールがありそうです。入る自分も勇気がいりましたし、入ってからも終始落ち着かなかったです。
過去に結婚式に柄物のシャツを来ていって気になったことがありました。当時は結婚式のスーツは黒に白ワイシャツ、そして白ネクタイとなっていて自分だけそれから外れている。
今ではOKなのでしょうが、自分だけ違うと不安になるものですね。
結婚式や葬式の式場
入ったらNGです。これは流石にやめましょう。ドレスコードは存在してますし、周りから品性を疑われます。男性であれば黒の礼服、女性でも場に応じたドレスや着物が良いでしょう。
ガチ自転車乗りの服装は目のやり場に困るので対策しよう
意外と入れる場所は多く、一般の人が訪れるところはサイクルジャージなので入ってもOKなことが分かったと思います。しかし、工夫が必要です。
一般人にとっては自転車乗りの服装を見ると体のラインが出すぎてしまい直視できないので目をそらさないといけないためです。
ここで言う一般人とは、ロードバイクなどのスポーツバイクに馴染みが薄い方です。一般人の方は、まずロードバイクに乗ること自体がよくわかっておりません。「なんであんなに細い自転車にのらないといけないの?」そんな風に思っているかもしれません。
そんな方たちが、自転車を走らせる上で一番の難敵は「空気抵抗」に意識を向ける方は少なく、ピチピチ服装を着る理由も真の意味で理解する人は少ないでしょう。
人がどのような服装でも、見られているほど気にしないものです。しかし、あまりにピチピチな服装は少々目の遣り場に困ることがあるようです。
特に狭い電車の中など、視線の遣り場に限りがあるときは特に遣り場に困るようです。
目のやり場に困る状況の対策は必要
上記以外の場所なら基本OKです。しかし、先に述べた「ロードバイクを知らない一般人にとっては目のやり場が困る」点については考慮が必要です。
なぜ目のやり場に困るんついての回答は服のラインが出すぎてしまうことにあります。
対策としてはシンプルですが、次の2点がお手軽です。
- レーサーパンツの上から履ける薄手のゆったりしたパンツを履く
- 薄手の上着もしくは羽織物を着る
こうすることで体のラインは過度に出さず、無用な不快な思いをさせずに済みます。
体のラインを隠す便利アイテム
男性編:短パン+ゆったりジャージ
薄手のウィンドブレーカーです。コンパクトになり、サイクルポケットに押し込めると評判です。体のシルエットを隠すにはこれ一つで満足です。
さらっとした肌触りのパンツです。これを持っていくとピチッとした下半身周りを柔らかく隠すことができます。
女性編:短パン or スカート + ゆったりジャージ
こちらは女性用のウィンドブレーカーです。軽めの素材ですが風を通さないのでダウンヒルなども寒くありません。それでいてコンパクトになり、背中ポケットに収納できます。
体のラインがでているサイクルジャージを上から着ることで自然に隠すことができます。
女性サイクリストの方もレーサーパンツを愛用されている方は多いです。下半身周りは見られると気になるもの。その時、サイクリング用のスカートを履くとおしゃれなのに、下半身んおライン隠してくれます。
レーパン+サイクルジャージが普段着と同じ感覚になることを受け入れる
ロードバイクを趣味とするサイクリストの多くはレーサーパンツとサイクルジャージの組み合わせを普段着と同じ感覚であると思われます。私もよくロードバイクには乗るのですでに同じ感覚です。これを認識してきましょう。
サイクリストにとり、一番疲れる原因となるのが空気抵抗。それを最大限に軽くしてくれる服装がレーサーパンツとサイクルジャージです。まずはこの機能性が無くてはならないと感じます。
普段着と思ってしまうことにもう一つ理由があります。それは最低限のマナーは押さえていると感じるからです。ボディラインは出ますが、しっかり男女の大事な部分は隠されています。
- レーサーパンツ ・・・ しっかり下半身隠れてます
- サイクルジャージ ・・・ しっかり上半身隠れてます。
ただどうしても体にフィットしているので体のラインがちゃっているのは致し方なしです。
体のラインがでることは、最初は気になるのですがだんだんとそれが普通になり気にならなくなりました。
大したことはではない。と考えるようになり、他人の目とかあまり気にならずどこへでも行けるようになってしまうものです。
まとめ:人の目を気にし過ぎなくても良いが目のやり場はよく考えよう
この記事ではレーサーパンツ+サイクルジャージでどこまでの施設まで入れるか検証しました。結論としてはドレスコードがあるところ以外は入ってOKです。しかし対策が必要です。
対策としては、体のラインを隠すゆったりアイテムが重宝します。例えば
- 男性:短パン+ゆったりした羽織
- 女性:短パン or スカート + ゆったりした羽織
です。
レーサーパンツとサイクルジャージの上から羽織れば一気に解決です。これらはサイクルジャージのポケットの中に入るほど小さくなるので持ち運びも負担になりません。
何も対策なしで、さまざまな施設に入ると意図せず自分は少し恥ずかしいということになりかねません。
ぜひとも対策をして施設に入り、ライドも名所への立ち寄りも楽しみましょう。
ロードバイクはピチピチの服だけでなく、最近はカジュアル服も充実してきてます。
服の次は足元を固めると、さらに快適に速く走れるようになります。