ロードバイクの選び方

自転車25種類の特徴まとめ|違いを知って最適な1台を見つけよう

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • ロードバイクやMTBが人気だけど、他には自転車はないの?
  • 自分に合った自転車を特徴を知った上で選びたいな
  • きっと自分に一番フィットする自転車が必ずあるはず

この記事では、自転車を25種類をまとめました。世間にはさまざまな用途の自転車があります。ロードバイクやマウンテンバイクは特に有名ですが、それら以外にもいろいろな自転車が存在します。

今日は、どのような自転車があって、その用途や楽しみ方を網羅的に解説します。

記事を読むことでいろいろな自転車の用途や特徴を知ることができるので、自転車選びに失敗しづらくなります

世代別の子供用4種・大人用21種の自転車で紹介

本記事では、子供用と大人用の自転車で大きくわけます。それぞれ似た機能の自転車を集めて違いを解説します。中には三輪車も登場します。これは、自転車にステップするための乗り物でも有るのでご了承ください。

子供自転車(~12歳まで)

まずは子供用自転車です。大人の体型に近づく小学校6年生(12歳)までお世話になるのが子供自転車です。

①三輪車

いきなり自転車ではない三輪車の登場です。三輪車の前にベビーカーがありますが、それは自走できないのでノーカウント。自走ができる初めての乗り物が三輪車ではないでしょうか。

三輪車の乗り始めは1歳ごろからが一般的です。地面を蹴って進んだり、両親が後ろから押したりして乗るケースが多いでしょう。

2歳くらいになると、自走ができるようになります。行動範囲が広がります。ちなみに三輪車はチェーンはなく前輪の車輪とペダルが直結した形状になっています。後ろに回すとバックもできるので、自転車にもできないことが三輪車にはできたります

3歳以上になると、身長が伸びるのでペダルが回しにくくなってきます。そろそろ次のステップの自転車が必要な頃となります。

三輪車の相場はだいたい1~2万円くらいです。1台を選ぶとしたら次の1品です。

iimo(イイモ)という名前の三輪車です。めちゃくちゃ評価が高く、その理由が1歳から乗るための嬉しいサポート装備がついているところです。次の3つの装備が標準装備です。

  1. 落下防止付きのベルトがついているので落下しない
  2. 折りたたみができて場所をとらず、持ち運びが便利
  3. 大人がうしろから操作できるバーがある

さらに、次の付随効果を実感される方もいらっしゃいます。

  1. 自分の乗り物になるので、楽しんで飽きずに乗ってくれる
  2. デザインが可愛いので、散歩していて楽しい

ただし、デメリットとしては、大人の操作バーがやや小さいことや、小さいこども用に足載せがあるものの、すぐに落ちちゃうとい若干の難点があるようです。

Youtubeでレビューも多く信頼できる一品でした。

iimo公式チャネル(30秒)

子供といっしょの使用感レビュー(2分20秒)

②キックバイク【なかでもストライダーが人気】

三輪車の次はキックバイクです。キックバイクというのは、自転車の形状をしていますが、ペダルはなく自分の足で蹴って進むタイプの乗り物です。

本格的な自転車と三輪車の中間的な位置づけの乗り物です。

キックバイクの中でも「ストライダー」と言われるキックバイクが人気です。

対象:2歳~5歳/価格:17,000円

ストライダーはペダルなし&ブレーキなしの乗り物です。スポーツモデルというだけあり、ストライダーカップという、2才児から参加できるキッズ大会も毎年開催されています。

2歳児のストライダーカップ(1分27秒)

4歳児:自転車より速い(1分15秒)


キックバイクやストライダ乗ることで、2輪で進む感覚やコーナリングの仕方を身につけることができるので何も乗らない子より速く乗ることができるかもしれません。

③補助輪つき自転車

補助輪つき自転車は子供自転車に2つの補助輪がついている自転車です。補助輪をとれば普通の子供自転車として使えます。

4歳くらいから小学1年生(6歳)の3年弱使う自転車になります。補助輪つき自転車の前は三輪車かキックバイクだと思います。大きな差は

  • チェーンが付いた乗り物で少し大きい
  • 補助輪はあるとは、フラつくので最初は少し怖い

ではないでしょうか。

初めての自転車チャレンジは少し怖いと思います。少し車体も大きいのでふらふらします。

ペダルを漕ぎやすいシート位置にし、最初は大人が後ろを押さえて上げてそっとサポートしてあげましょう。

最初は怖いですが、4つの輪で支えられているので比較的速く乗ることができます

ピッタリサイズを選ぼう【勿体ないからと、大きめを選ぶと後悔】

引用:idesより(https://www.idesnet.co.jp/magazine/size-erabikata/)

自転車選びで悩むのはサイズではないでしょうか。子供の年齢で考えると次のようになります。

  • 2~4歳未満 — 12インチまたは14インチ
  • 3歳~5歳 — 16インチ
  • 4歳半~6歳 — 18インチ

とは言え子供ならではの次のような悩みがないでしょうか。

  • 子供は大きくなるから、大きめが良いかもしれない
  • ピッタリサイズだとすぐに小さくなるかもしれない
  • 流行りのアニメデザインよりも、シンプルな方が大きくなった時も乗れそう

結論から言うと、選ぶ時は、ちょうどよいサイズを選ぶことをおすすめします。

小さなサイズを買ってしまうと、すぐに乗れなくなるのは当然ですが、大きなサイズを買ってしまうと乗るのが怖く乗れなかったり、激しく転んで怪我をしたり自転車を傷めたりします。

ちょうど良いサイズが子供が一番楽しんで乗ってくれるのでコスパは一番良くなります。

評価の高い補助輪付き自転車(各インチ毎)

12インチの補助輪付き自転車(評価高)

14インチの補助輪付き自転車(評価高)

16インチの補助輪付き自転車(評価高)

18インチ以上(4歳半以上)の自転車は標準装備では補助輪が付いていなさそうなので別で補助輪を用意する必要がありそうです。

④子供自転車(補助輪なし)

子供自転車最終ステップは補助輪なしで走ることです。新しく購入するよりも、今まで補助輪を付けてた自転車から補助輪を外す方が多いのではないでしょうか。

補助輪を外すのは、子供にとってとても怖いものです。なぜなら、今まで4輪で走っている乗り物から不安定な2輪に変わってしまうからです。

今でも、初めての補助輪なしで練習したときは、怖かったことをうっすら思い出します。とともに、乗れるようになった時はとても嬉しかったです。

こちらの動画は、5分で補助輪なしで乗れるようになる動画です

30分で自転車に乗れるようになる方法
  1. 自転車に乗れる感覚をつかむ(大人がサポートして乗せる)
  2. ハンドル操作の感覚をつかむ(一人で足で蹴って進んでもらう)
  3. 緩やかな下り坂で、ペダルを少し漕いでもらう(バランスをとる練習)
  4. 平坦で地面を蹴って、ペダルを回す

キックバイクやストライダーに乗ったことがあると、子供自転車へのステップアップがやりやすいようです。

評価の高い子供自転車(18インチ以上) 

18インチの子供自転車(評価高)

20インチの子供自転車(評価高)

大人自転車(13歳~)

13歳(中学1年生)以上は、体つきはほぼ大人と言って良いでしょう。大人サイズの自転車は一般に23インチの自転車になります。年齢的には、ギリギリ小学5年生くらいから乗れる自転車になります。

中学生になって通学自転車を用意する頃には、大人サイズの23インチを用意することになります。

ここでは、大人自転車をカテゴリ別に紹介していきます。なるべく関係のあるカテゴリ順でご紹介します。

⑤電動アシスト自転車(e-bike)

一般にデンアシ・イーバイクと言われているカテゴリです。電気の力がペダリングをサポートするので楽に進める自転車のことを指してます。近年、急成長してきている自転車です。

1993年にヤマハパスが世界初の電動アシスト自転車として登場しました。

初代のヤマハパス(ヤマハ公式チャンネルより)

昔は電動アシストが普及してなかったので、電動アシスト自転車と言えばヤマハパスという時代がありました。今は様々な自転車カテゴリで電動アシスト自転車があります。例えば、ロードバイクであれば通常の人力タイプがあり、電動アシスト版もあるという状態です。

電動アシスト自転車は、電動のペダルサポートが付きますが自転車として取り扱われます。なので、自転車が走れる歩行者帯も通常の自転車と同じく走ることができます。また駐輪場も人力自転車と同じところに置くことができます。

電動アシスト自転車は人力自転車よりも楽に漕ぐことができます。一方で時速24キロ移行はサポートがなくなるのと、バッテリーを積む分車重が増すので高速帯では人力の自転車の方が優位になることもあります。

一般の自転車レースでは、電動アシスト自転車は出場不可能なケースもまだ多いです。

電動アシストバイクのメリット・デメリットについて書いてみました。お時間ありましたらどうぞ。

⑥シティサイクル(軽快車)(以前のママチャリ)

シティサイクルは多目的な自転車です。ママチャリとか婦人乗り自転車など言われるのが該当します。

特に中国製のものは格安です。ただし、不安全なものもあるので気をつけましょう。ブリジストンのアルベルトなど通学用に人気です。シティサイクルの価格帯は1~8万円くらいします。

約2万円の低価格帯シティサイクル

掲載の自転車を含めシティサイクルを選ぶ時の目安は価格で言うと2万円ぐらいです。これを下回ると粗悪品が多い印象です。1万円台前半とか1万円を切るような自転車は耐久性が無い可能性があるので購入するときには注意をしましょう。

約8万円の高価格帯シティサイクル(ブリジストンのアルベルト)

中学・高校と自転車を考えると耐久性とメンテンナス性が重要になってきます。ブリジストンのアルベルトはどちらも兼ね備えているのでノーメンテで長期に乗れる自転車です。ノーメンテは購入以上にお金がかからないと言えるのでコスパが良くなります。

⑦子のせ自転車(現代のママチャリ)

3人乗り用チャイルドシート付きe-bike(ブリヂストン)をサイマで見る価格:175,000円

子のせ自転車は上記のような前と後ろに子供を一人づつ載せられるタイプで3人乗りの自転車です。前だけ、後ろだけのタイプもあります。いずれにしても積載物をたくさん載せて走ることができます。

この自転車は、園児までのこともを2人のせられ、強度も高いです。重心が低く安定して走れます。但しとても重いのが弱点です。成人女性一人の力では動かすことが大変です。

しかし、昨今改良が進んでいる電動アシストの技術が女性での軽々運転を可能にしました

電動アシスト車の子のせ自転車が爆発的に広まったので、ママチャリは現代ではチャイルドシート付き自転車となります。

子のせ自転車のリアル(6分23秒):自転車乗るとピタリと泣き止むけどヘルメットはイヤみたい。

⑧ミニベロ(小径車)

≫ BRUNOのミニベロをワイズロードオンラインで見る

ミニベロは小径車とも言われ、ホイールサイズが20インチ以下の大人自転車です。

子供自転車の解説で書きましたが、ホイールサイズが12インチ~20インチまでが子供自転車。ミニベロはフレームは大人が乗れるサイズにしてタイヤだけ小さくした自転車です。子のせ自転車もミニベロの一種と言えば一種です。

ミニベロの良い点は次の通りです。

  • 比較的低価格(2~4万円程度)
  • 小回りが効く
  • 身長が低くても大丈夫
  • おしゃれに乗れる
  • 収納に場所を取らない

一方でデメリットは、スピードを上げるとハンドルがふらふらする。故にスピードは出せない点です。

町中散策や、近所の知人宅までちょっとひとっ走りという用途に最適な1台ですね。

20インチでもロードバイクのような形状のミニベロもあります。

フレームがロードバイクに近いのでミニベロらしくなく、走行は安定しているようです。

⑨折りたたみ自転車

≫ DAHONの折りたたみ自転車をワイズロードオンラインで見る

折りたたみ自転車は、書いて字のごとく折り畳める自転車です。小径車のようにタイヤインチが20インチ以下の制限はありません。しかし、コンパクトになるのが折りたたみ自転車の強みなので、小径車に折りたたみ機能があるものが多いです。

折りたたみ自転車は、小径車に折りたたみ機能が追加されている分効果となり2万円~10万円程度になります。

上記はDAHON。折りたたみ自転車では老舗です。折りたたみに負けない太めのトップチューブが特徴です。

コンパクトになる。手荷物して電車や車で持って行きやすいというメリットと引き換えに、フレームが繋がってないので漕ぐ力が逃げてしまい疲れやすいという欠点があります。

小径車よりも、さらにちょっとそこまでを重視すべき自転車となっています。

太めのトップチューブが特徴な折りたたみ自転車。そこにバッテリーを格納した電動アシストタイプの折りたたみ自転車もあります。

【軽量/折り畳み】電動アシスト 自転車「X20」 20インチ 折りたたみ コンパクト かわいい LEDライト 安心型式認定取得機種! 通勤 通学電動アシスト自転車 3段階アシスト 最大80km 折り畳み式自転車 350W 軽量 安い カゴ付き 泥除け付き アルミフレーム LEDライト

ストライダという三角形になる折りたたみ自転車もあります。デザインが独特で目立っておしゃれです。ただし、エントリークラスのロードバイクが買えてしまうくらいの価格です。

STRiDA SX 18インチ 折りたたみ自転車 (RED)
ストライダ(STRIDA)

最初に紹介したDAHONの折りたたみ自転車

ロードバイクほどスポーティには乗らないけれど、おしゃれに通勤やちょっとそこまでの移動をと考えている方にはおもしろ味がある1台だと思います。

⑩ロードバイク

細いタイヤと細いフレームが特徴のロードバイク。サイクルジャージを着て自転車では最も速く走れます。

自転車に乗ることが広まると、少しでも遠くに速くはしりたくなるものです。そこで生み出されたのがロードバイクとなります。

ロードバイクと言えば、ドロップハンドルが特徴的ですよね。フランスで初めて開催されたころのツールドフランスでは、出走した自転車はまだドロップハンドルではありませんでした。

長い距離を走るに連れ、さまざまな握り方ができ疲れを癒やしてくれるドロップハンドルが生まれて浸透していきました。

現在は、カーボンフレーム&ディープリムのロードバイクが憧れの的です。
以下はサーベロ S5 200万円するロードバイクです

≫ サーベロ S5ををワイズロードオンラインで見る

ロードバイクをフレームの違いで選んだ記事です

⑪フラットバーロード

引用: https://www.job-cycles.com/gios/collection/detail3.php?22-AMPIO-TIAGRA-3

ロードバイクのハンドルをフラットバーに変えたものです。
クロスバイクと似ていますが、ロードバイクのハンドルだけ違うところがポイントです。

上記は、GIOSのAMPIO。TIAGRAモデルです。定価は14万円ほどです。

ロードバイクのハンドルは速く長距離を走るためには必要ですが、ちょっとそこまでと考えるとすこし大げさな感じがします。

ロードバイクほど遠乗りしないとか、街乗りメインの方にフラットバーロードは適した自転車となります。

将来、ロードバイクもやってみたいという方にもおすすめです。

フラットロードに似た自転車にクロスバイクがあります。クロスバイクの生い立ちがマウンテンバイクからなので形はロードバイクぽくても、ブレーキやコンポ、フレームがロードバイクと全然異なります。

ハンドル以外はすべてロードバイクのパーツと考えてよいので、いざロードバイクを始めるときにハンドル・STIレバー・バーテープ(合計3万円程度)を変えれば良いのが強みですね。

⑫ピストバイク

≫ FUJIのピストバイクをワイズロードオンラインで見る(価格:11万円)

ピストバイクは競輪選手が乗っているような変速もないシンプルなものです。
ブレーキすらありません。とは言え、公道を走るにはないと走れませんのでつけています。

ピストバイクは固定ギアの場合があります。これは空転しないギアです。ふだん自転車に乗っているときを考えてみると、乗りながらペダルを回すのをやめても自転車は惰性で進みますよね。それはギアが空転しているためです。

一方、固定ギアの場合は、足と直結しているので惰性で走っているときは足も同じだけ回転する必要があります。漕ぐのをやめても、足はずっと周り続けないといけないのですね。

固定ギアの特性から後ろに回すこともできます。つまり、足の力でブレーキをかけることもできるのです。

こんな特殊な自転車。後輪には裏表に1個づつ違う性質のギアがついていて入れ替えることで固定ギア・フリーと切り替えができるものがあります。

シングルギアなので、作りがシンプルにつき比較的安価です。一方アップダウンやそれが伴うロングライドには不向きです。

固定ギアならではの止まり方が興味深いです。

  • ブレーキで止まる
  • ペダリングで止まる
  • 足を後輪に当てて止まる
  • タイヤをロックさせて止まる

⑬トラックレーサー(競輪)

トラック競技専用のピストバイクです。トラックしか走らないのでブレーキが付いていないです。

その辺では売ってないのか良いカタログを見つけられませんでした。

こちらは、競輪の自転車とロードバイクの違いを比較しています。(4分36秒)シンプルで美しいデザインだなと思いました。

競輪自転車には、ブレーキがない、変速がない、固定ギアであるが有名ですが他にもあります。以下の通りです。
競輪自転車とロードバイクの違い
  • パーツ全てにNJS認定が必要
  • ギア比は4倍未満
  • ビュッシュ(ローラー)チェーン
  • スレッドステム
  • ホイールは手組み
  • タイヤ幅は22mm

⑭TTバイク(タイムトライアルバイク)

≫ サーベロのTTバイクをワイズロードオンラインで見る(418,000円)

タイムトライアルのバイクです。平坦をとにかく速く走るに特化したバイクです。ロードバイクにもスピードに特化したホイールにしたものがありますが、それを更に上回るものにになります。

ハンドルがDHバーといって前につきでた形状になります。その先に変速レバーが付いているので変速機構も少し違います。

ホイールは前輪にディープリムで後輪はディスクホイールをまとってます。直線はめっぽう速いが、横風は苦手です。

フレームはカーボン製のエアロダイナミックスが更に強調され価格は高いです。

以下の動画主さんは170万円のTREK BIKEを乗られているようです。

≫ TREK(Speed Concept SLR 9)

⑮トライアスロンバイク

≫ サーベロのTTバイクをワイズロードオンラインで見る

トライアスロン用のバイクはTTバイクとよく似ています。それは、どちらも平坦をとにかく速く走ることに特化しているからです。

違いは、TTは短い距離を速く走るところに特化しているため、乗り味は固めです。短期集中できるようにするためです。

一方で、トライアスロンの自転車はTTバイクと比べて乗り心地が良いバイクが多いです。トライアスロンは、スイム・バイク・ランと自転車は2番目です。体力を温存しつつ、速くはしることが考えられています

そして、バイクの規定もTTよりもゆるいです。写真のようにシートピーラーがない形状のバイクで出場することもできるのです。

宇宙船は乗ったことはありませんが、とにかく宇宙船のように速そうです。

⑯クロスバイク

クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの間の子のようなものです。ロードバイクは速く遠くまで走る乗り物に対し、マウンテンバイクは道なき道を走る頼もしい乗り物です。

の良いとこ取りがクロスバイクです。先に解説したフラットバーロードはロードバイクのハンドル部分のみの変更でした。

クロスバイクは、元をマウンテンバイクから、もっと速く走れるようにフレーム形状をロードバイクに近づけているので、ハンドル以外のパーツもロードバイクとは異なります。

例えば、ブレーキはカンチブレーキという、ドロ履けの良いブレーキが採用されています。タイヤもロードバイクよりも太めで28c~35cが採用されています。(ロードバイクは23c~28cと一回り大きいことになります。

ハンドルはマウンテンバイク譲りのフラットバーを使用してハンドルの操作性を高めています。

重量は13キロと、ロードバイクが10キロ前後と比べるとやや重いです。

クロスバイクはロードバイクと良く似ているので、ハンドルやブレーキ等を変えればロードバイクになるのではないかという意見があります。しかし、それはできません。

フレームのジオメトリ(比率)がロードバイクと大きく異なります。ロードバイクは前傾姿勢を前提としてますが、クロスバイクのフレームはロードバイクよりも長いです。これはホイールベースがクロスバイクの方が長く、直進性があり乗り心地を良くしています。

フレーム形状がロードバイクと全くことなるので、ハンドルや他のパーツを変えてもロードバイクになれない所以はここにあります。

⑰グラベルロード


グラベルロードとは、ロードバイクのように速くはしる性能は維持しつつも
砂利道やオフロードもある程度走れるようにした自転車です。

ハンドルはロードバイクと同じドロップハンドルを採用しています。
遠くまで走っても疲れを分散できるようにするためです。

グラベルロードのブレーキは雨天でや悪路でもききがよいディスクブレーキを採用しています。

タイヤはクロスバイクよりも太めのタイヤを採用をしています。太さは35ミリ~42ミリとかなり太めです。

フレームは軽量なロードバイクのように軽量さがあり、太いタイヤも格納できるようにアーチが広めです。
砂利や山道も想定しているので、前傾はややるるめです。

フロントがシングルギアだったり、ボトルやロングライドに必要な荷物を運べるようにダボ穴が沢山ついています。

⑱シクロクロス

シクロクロスは砂利道や泥道を走れる自転車です。これだけ言うとグラベルロードと同じに聞こえます。

シクロクロスは、決まったコースを走るレース専用です。
レース用のためグラベルロードのような長距離を快適に走る装備がないです。
また、シクロクロスはレース故、決まりが厳しいです。

例えば、グレベルロードはドリンクホルダーや空気入れなどを取り付けられるダボ穴が豊富ですが、シクロクロスは少ないです。
シクロクロスのタイヤ幅は33cまでときまっているため、それようにフレームが設計されています。
しかし、グラベルの方はマウンテンバイクなみのタイヤをはいたりもできます。

乗って走るだけでなく、担いで走ることもあります。

⑲MTB(マウンテンバイク)

あれた路面や山道も乗り越えられる自転車です。太いタイヤや頑丈なフレーム、パーツが特徴的です。サスペンションも付いているモデルもあり、ゴツゴツした山道でも快適に走ることができます。
その一方で、車体がどうしても重くなるので速くはしることやオフロードは苦手な自転車です。

マウンテンバイクは、悪路を走るので自転車が頑丈な作りになり、重くなります。電動アシスト自転車と相性がよく、かなりハイテクな電動MTBの人気もあります

≫ BESVのe-bike(MTB)を見る

⑳BMX

BMXは20インチ(直径約50cmちょっと)のタイヤをはいた競技自転車です。サイズ的には小径車の部類になります。

ロードバイクは700C(直径約70cm)、ママチャリは23インチ(直径約686cm)であるため、BMXは比較すると小ぶりです。走りながら技をくりだしたりするのがBMXの魅力です。

太いタイヤを履いていて、オフロードでも行けそうなのでMTBの一種と思われがちですが、主にコースでレースをしたり、ジャンプして技を決めたりといった競技に用いられます。

㉑ビーチクルーザー

砂浜のような、ハンドルを取られるような悪路をはしるために作られたアメリカ生まれの自転車です。
湾曲したフレームが特徴的。そしてマウンテンバイクよりも太いタイヤも特徴です。
幅が約6~10cmとめちゃくちゃ太く、砂浜を難なく走れるようにタイヤも太いです。

砂浜を走れるだけあって、ビーチクルーザーの横にサーフボードを付けて走れるのでサーファーにも人気なんだとか。
サーファーはビーチの近くを走りますが、道が砂で覆われているときもあるので走りやすいようです。

ビーチクルーザーは、湾曲したフレームがバイクみたいでカッコいいですね。ハンドルもながく伸びてかっこいいです。

㉒ファットバイク

ビーチクルーザーのよりもさらに悪路を走れる自転車がファットバイクです。
ファットバイクは雪道でも走れるように自転車の中ではもっとも太いタイヤを履いています。4インチという10センチ以上のタイヤを履いています

悪路特化なので、平坦を走るのは目立っておしゃれですが、足への負荷はかなりのものです。

こちらは、4.9インチ(12.5cm)の極太タイヤを履いたファットバイクです。

ファットバイクは、ビーチクルーザーよりも太いタイヤも特徴的ですが、全体的にマウンテンバイクのタイヤ太くした版に見えますね。

㉓ランドナー

Wikipediaより引用:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/0b/Light_Touring_Bicycle.JPG/1280px-Light_Touring_Bicycle.JPG

ランドナーはレトロなロードバイクのような出で立ちです。650Bという少し小さめで太めのタイヤを履いていて、泥除けもついています。

ブルベといって、200~1000キロを数日かけて走る競技や、二泊三日くらいのロングライド旅行などに最適な自転車です。

車体は少々重いですが、泊まりのロングライドには装備が付けやすく走りやすいです。

変速もダブルレバーだったり、荷物を多く載せるしかけもたくさんついています。

荷物をもって、ゆったりと行く自転車旅もいいですよね。

㉔タンデム自転車

タンデム自転車は二人乗り用の自転車です。自転車といったら通常は1人乗り。タンデム自転車なら異なった楽しみ方ができそうですね。自転車の二人のりはダメとよく言いますが、タンデム自転車であれば堂々と乗ることができます。一方で、道路交通法上は軽車両ですが、現実は面倒なところがありそうです。例えば、自転車も乗車可能な歩道がありますが、タンデム自転車は対象外が多いです。

あと、各自治体の条例を見ると、令和になって二人乗り自転車を認めたという改正記事があります。見方を変えると他の自治体ではまだタンデム自転車が走れない地域がありそうです。(≫令和2年の段階で、35都道府県でタンデム自転車が解禁)
都道府県によって、通行を認めていないところもありそうなので乗る場所ごとに確認が必要そうです。

現在、タンデム自転車で日本一周にチャレンジしているカップルです。がんばれ~。なんとか無事一周していただきたいですね!この動画を選んだのはとても現実感があるので。

㉕リカンベント

リカンベントは仰向けに乗るタイプの自転車です。寝そべって自転車をこぐので、見かけるととても目立ちます。ソリ競技のリュージュみたいですね。

外見は、ちょっとびっくりですが、実は普通の自転車よりも速いと思われます。
なぜなら、進行方向にむいて、体は寝ているので空気抵抗は驚くほど少ないです。

TTバイクは空気抵抗が少ないです。たしかにエアロダイナミクス採用で自転車も、乗る人も空気抵抗は少ないのですが、リカンベントと比べるとリカンベントの方が速そうです。

リカンベントの速さが分かる動画を探しました。

まとめ:25種類から、あなたにぴったりの1台を見つけよう

今回は、いろいろな自転車を集めてみました。

今回、ご紹介したいろいろな自転車
  1. 三輪車
  2. キックバイク【ストライダー】
  3. 補助輪つき自転車
  4. 子供自転車(補助輪なし)
  5. 電動アシスト自転車(e-bike)
  6. シティサイクル(軽快車)(以前のママチャリ)
  7. 子のせ自転車(現代のママチャリ)
  8. ミニベロ(小径車)
  9. 折りたたみ自転車
  10. ロードバイク
  11. フラットバーロード
  12. ピストバイク
  13. トラックレーサー(競輪)
  14. TTバイク(タイムトライアルバイク)
  15. トライアスロンバイク
  16. クロスバイク
  17. グラベルロード
  18. シクロクロス
  19. MTB(マウンテンバイク)
  20. BMX
  21. ビーチクルーザー
  22. ファットバイク
  23. ランドナー
  24. タンデム自転車
  25. リカンベント

自転車と言うと、ママチャリやロードバイクなどが思いつきやすいですが、実はたくさんの自転車があります。みなさんにぴったりの自転車を見つけていただけたらうれしいです。

自転車に欠かせないペダル。種類はたくさんあるのでお気に入りを見つけよう

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA