ロードバイクで楽しいロングライド。ですが、走る距離が長くなるほど、故障発生の確率は高くなります。
パンクくらいなら余裕で修理できるかもですが、壊れ方によっては修理不能になり、途中で完全に走れなくなることがあります。
この記事では、走行不能となったときに頼もしい自転車ロードサービスについて解説します。(申込方法はこちらのページで詳しく解説)
ロードサービスに加入していると、いつでも助けに来てくれる安心感があるのが一番のメリット。ロングライドを心おきなく楽しむことができます。ぜひとも最後までご覧ください。
当記事では、自転車のロードサービスの中でも、ZuttoRideのサイクルコール(Cycle Call)をおすすめしてます。
オートバイのロードサービス・盗難保険を25年前から全国で提供している老舗です。発進拠点数・要請数も全国イチ!救助実績が多いほど安心できるからです。
ぼくもサイクルコールの会員です。
↓ぼくのサイクルコール会員証!
このロードサービスのおかげで、安心してロングライドを楽しめてます。
\電話1本・24時間かけつけ/
1.自転車のロードサービス3社の比較
自転車保険は数多くありますが、自転車のロードサービスがある自転車保険は、下記3つです。
ロードサービスとは、走行不能におちいった車両をレッカー移動してくれるサービスです。自動車だとJAFが有名ですね。
自転車ロードサービスを一覧表で比較すると次のようになります。
自転車ロードサービスの保険3社の比較
サービス名 | CycleCall サイクルコール | Bycle バイクル | 自転車安心サポート |
提供会社 | ZuttoRide(株) | au損保保険(株) | (株)ジェイアイ |
年齢制限 | なし | 0~74歳 | なし |
入院一時金 | なし | 2万円 | 1万円~ |
個人賠償責任保険 | 1億円 (※不要なら外せる) | 2億円~3億円 | 1億円 |
ロードサービス提供拠点 | 全国1万か所 | 全国888か所 | 不明 |
ロードサービス要請数 | 20,000件以上 (バイクも含む) | 2,600件 | 不明 |
搬送距離 | 最低50km(上位プランは100km) | 50km | 50km |
年間使用回数 | 4回 | 4回 | 3回 |
支払形態 | 年払い | 月払い/年払い | 月払い |
月額換算(税込み) | 283円~ | 340円~ | 429円~ |
実績数、全国どこからでも助けに来てくれる、長い距離を運んでくれるの3点はサイクルコールが一番だね。
2.自転車ロードサービスの2つのメリット
ここでは、自転車のロードサービスが必要な理由を2つ解説します。
1)JAFでは自転車トラブルに対応できない
ロードサービスといえばクルマのJAFが有名ですよね。JAFは、クルマの故障があると電話1本でかけつけてくれます。クルマ以外のオートバイや原付もOK。
ところが、自転車はサービス対象外なのです。JAFの弱点です。
よって、自転車が壊れたときにロードサービスを呼ぶには、自転車専用のロードサービスに入ることが必要です。
加入してればイザという時、壊れて走れなくなった自転車を、近くの駅や修理工場までレッカー移動してくれます。サイクリストにとっては心強い味方となります。
JAFだと自転車壊れても治してくれないんだね
やはり、自転車のロードサービスに加入必要なんだ
たしかに!OWNDAYS(オンデーズ)でメガネを買ったら25%割り引いてもらえた。2万円のメガネが5000円くらい引いてくれたからびっくり!
2)ロードサービス未加入でレッカー車を呼ぶと、出費は5万円
ロードサービスに入ってなくてもレッカー車を呼ぶことは可能です。
しかし、ロードサービス未加入で頼むと約5万円別途でかかります。
以下はローサービス未加入でレッカー車を呼んだ時の料金試算です。50キロ運んでもらったときを想定。
合計:48,880円 ~ 50,940円してきます。
ロードサービスに入ってなくても助けてくれるんだね。でもレッカー車1回で5万円の出費ははっきり言ってイタイよ
そうね。5万円は、月額300円のロードサービスなら10年分以上。
ロードサービスに入った方が気持ちとお財布に優しそうだね
\電話1本・24時間かけつけ/
3.自転車ロードサービスの2つのデメリット
加入しておくと便利なロードサービスですが、気を付けるべき点はあります。次の2点に気を付けましょう。
1)レッカーを頼んでも1時間以上かかることがある
レッカーを頼む場所次第では、サービス拠点から遠く時間がかかるケースがあります。
ロードサービスの多くの到着時間は約45分です。全体の85%は1時間以内に来てくれるようです。しかし、残り15%は1時間以上かかるケースがあるようです。(自転車ロードサービスに関する調査より)
1時間待つことは覚悟しよう
2)自転車は運ぶが、人は運ばない
ロードサービスが運んでくれるのは自転車のみです。人は運んでもらえないので、そこからの移動はタクシーを呼ぶなどする必要があります。
人を乗せてくれないのは、日本の法律にも関係します。人を乗せてしまうと、「白タク」営業とみなされる場合があるからです。
また、人を乗せている最中に事故等が発生したときに補償の問題にも発展するので人の移動は別の考え方です。
とはいうものの、現実は自転車を搬送するけど、本人が山奥にぽつり残されるのも忍びないので、今回は特別ということで載せてもらうケースがあるようです。
私は、まだロードサービスを呼ぶまでのトラブルはないですが、以下の記事はロードサービスを呼んで同乗させてもらった記事なので参考になると思います。
≫ 自転車のロードサービス(実体験したブロガーさんのリアル体験レポ)
ツイッターにおける反応
レッカー車は人は乗せてもらえるのか。
タクシー手配のお願いはできるかなども確認しよう。
4.ロードサービスが必要な方3選
次のような境遇の方々はロードサービスに加入した方が良いです。ロードバイクのロングライドをする方ばかりではなく、普段自転車に乗っている方にもメリットがあります。
- 人里離れたところまでロングライドする人
- 夜間に自転車を利用する人
- 自転車のトラブルに対処する自信がない方
1)人里離れたところまでロングライドする人
ロードバイクで100キロを超えるようなロングライドをする方には、ロードサービスを活用してほしいです。
ロングライドとなると、人がめったに通らない山奥や、サイクルショップがぜんぜん無いような地域を走ることがあるかと思います。そこでトラブルに見舞われると途方に暮れてしまうことになります。
そんなときに、ロードサービスに入っていると安心してロングライドを楽しむことができます。
2)夜間に自転車を利用する人
普段の通勤・通学で自転車を使うことがあると思います。夜勤などで誰も起きてない時間帯に自転車で通われている方もいるでしょう。
深夜の時間で自転車のトラブルに遭ったとき、夜中に自転車店や家に電話するのは気がひけるのではないでしょうか。通知がオフになっていて気づいてもらえないこともあるかもしれません。
そんな時に自転車のロードサービスは有効です。24時間対応なのでいつでも遠慮なく連絡をすることができます。心強い味方になります。
夜にライトの電池が切れて、真っ暗中で独りぼっちは不安だものね
3)自転車のトラブルに対処する自信がない方
自分でパンク修理できない。とになく何かトラブルが起きたときにすぐに相談したいという方は入っていた方が良いでしょう。
問い合わせは無料ですし、走れないと判定されれば助けに来てくれるので、安心のためにも加入することは有効です。
気軽に相談できる連絡先があるのはうれしいね
5.サイクルコールのロードサービスがおすすめの理由
ここでは、サイクルコールのロードサービスがなぜおすすめなのか、サービスのメリット・デメリットの両面で概説します。
1)サイクルコール3つのメリット
ZuttoRideのサイクルコールには、ほかの2社にないメリットが3つあります。それぞれ見ていきましょう。
- ロードサービス単体で契約可能
- 料金は月換算で一番安い
- 年間利用回数、搬送距離ともに最大
①ロードサービス単体で契約可能
ロードサービス単体で契約できるのはサイクルコールだけです。他の保険には個人賠償責任保険が強制的に付帯されてきてしまいます。
個人賠償責任保険とは? 個人またはその家族が、日常生活で誤って他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまったりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険です。
引用:「そんぽのホント」より
このように、個人賠償責任保険は、屋外で自転車に乗って他人にケガをさせることはありえるので、必要な保険です。
しかし、ほかの保険ですでにカバーしているケースが多いです。例えば、生命保険、傷害保険、自動車保険、火災保険などの特約です。みなさん入ってないでしょうか。
サイクルコール以外の保険に加入すると個人賠償責任保険が付帯してくるので、重複して入っている可能性が高いです。補償が2倍になるわけではないので無駄になってしまいます。一度、加入している保険を確認してみましょう。
同じ保険にだぶって入るのは、お金のムダよね。
②料金は月換算で一番安い
- サイクルコール : 283円/月~(最もお値打ち)
- Bycle : 340円/月~
- 自転車安心サポート : 429円/月~
上記は、3社の自転車ロードサービスを利用するための月額換算した料金です。サイクルコールが最安値となっています。
サイクルコールが安くできる理由は個人賠償責任保険が付帯してないからです。
(「①サイクルコールはロードサービス単体で契約可」の解説)
ロードサービス特化として提供できるのはサイクルコールの強みです。
ロードサービス実績も最上位なうえに、利用料も最安値なのはうれしいね
③年間利用回数、搬送距離ともに最大
- サイクルコール :最大4回/搬送距離50km or 100km(安心の遠距離)
- Bycle :最大3回/搬送距離50km
- 自転車安心サポート :最大3回/搬送距離50km
サイクルコールでは、年間4回のロードサービスを頼むことができます。他のロードサービスでは年間3回なので、ほかと比べるとより安心感があると言えます。
搬送距離は、すべて50㎞と均一ですが、サイクルコールだけは上位プランを選ぶと100kmに対応します。
100kmもあれば、本格的なロングラダーでも安心だね
\電話1本・24時間かけつけ/
2)サイクルコールの1つのデメリット
メリットが多いサイクルコールですが、デメリットも存在します。
①サイクルコールは自転車を複数台契約すると割高になる
サイクルコールは、契約のときに登録した自転車のみロードサービスを無料で呼ぶことができます。いくらサイクルコールに加入している本人だとしても、契約にない自転車に対してロードサービスを無料で受けることはできません。
2台以上の自転車を所有している場合には、おのおのにもサイクルコールの契約が必要になります。よって、サービスを受けたい自転車が増えれば増えるほど利用料は増えます。
Bycleや自転車サポートは、家族分も守るプランもあるので複数台所有する場合は、そちらも検討してみましょう。
料金の目安は次の通りです。
自転車保険(ロードサービス) | 月額利用料 | コメント |
---|---|---|
サイクルコール | 238円(*年額を月額換算) | 1台単位 |
Bycle | 680円 | 家族含む |
自転車安心サポート | 429円 | 家族含む |
2台なら、自転車安心サポート。3台以上ならBycleも検討価値ありね。
たしかに。ただ、
サイクルコールのロードサービスは全国1万か所の拠点と100kmまで搬送する強みがあるから、サービスの手厚さだとサイクルコールの方一枚上手かな。
3)Twitterにおけるサイクルコールの口コミ
サイクルコールの評判は実際どうでしょうか。調べてみました。
ツイッターの反応
ロードサービスについては、危険回避のために入っておいた方が良いという好印象の意見が多いです。ブルぺなど数百キロを走る方にとっては100キロ先に自転車を運んでもらえるのはありがたいようです。
あ、ご紹介もいただきありがとうございます!🙇
\電話1本・24時間かけつけ/
4)独自アンケートで得たサイクルコールの口コミ
独自にアンケート調査を行ったところ、4名の方からサイクルコールの使用感で貴重な意見が得られましたのでこちらに掲載します。
利用して良かったという意見
見知らぬ土地でのトラブルに心強く。対応も丁寧という意見が多いですね。
改善して要望の意見
人によって、待つ時間が長いと感じたり、
もう少し丁寧に自転車を扱ってほしいという意見がでてるね。
\電話1本・24時間かけつけ/
6.サイクルコールが提供する3プランを解説
ロードサービス付きの自転車保険「サイクルコール」には3つのプランがあります。どんな人が最適なのか解説します。
1)プランS:修理ができない人、ロングライド好きな方
プランSは年額3,400円(月額換算283円/月)の最安値プランです。ロングライドをしたり、夜間にも自転車を利用する方はぜひとも検討しましょう。前章で解説した「こんな方はロードサービスが必要」に当てはまる方はプランSの加入を検討しましょう。
2)プランM:さらに個人賠償責任保険もつけたい方
プランMは、年額4,300円(月額換算358円/月)のプランです。このプランには個人賠償責任保険が付帯してます。まだ、お持ちの保険で個人賠償責任保険(特約)が付いてない場合はこちらがおすすめです。
ただし、プランMの個人賠償責任保険の対象は本人のみとなるのでご注意ください。(家族は対象外です)
3)プランL:ブルぺなど400キロ以上のロングライドをする方
プランLは、年額5,200円(月額換算433円/月)のプランです。このプランの特徴は最大搬送距離が100㎞とプランSの2倍距離です。
特に長い距離を走るブルべに挑戦されている方に最適な保険です。通常ロングライドは100~200キロです。しかし、ブルべの場合は200~1,200kmをひとりでノーサポートで走る競技です。
自己責任の部分が強いので、200キロ以上の長距離を挑戦されている方はプランLがおすすめです。
7.私の選んだサイクルコール:プランS
私は、サイクルコールのプランSを申し込みました。理由は次の通りです
- 個人賠償責任保険は、自動車保険ですでに加入済み
- ロードバイクのロングライドによく行く(50~150km程度を月数回)
2021年は月1回以上のペースで行っており、運よく無事に済んでましたが今後も大丈夫とは限らないので、今回加入しました。これで安心してロングライドを楽しむことができます。
搬送距離が50キロでOKにした理由
理由は、トラブル現場から修理してもらえるお店まで行ければよい。と考えたからです。
私のロングライドは100キロくらいが多いです。スタート地点とゴール地点が同じ1周ライドです。
ぐるっと一回りなので、100キロのコースでも、スタート位置に戻るとしても半分の50キロあれば十分と考えました。
\電話1本・24時間かけつけ/
8.ロードサービスを利用する10の具体的ケース
ロードサービスが必要となるケースをまとめました。長距離を走らなくても自転車のロードサービスを呼ぶケースは身近にあります。
①パンクの修理工具を忘れてしまい修理できないとき
自転車を趣味にされている方は、途中でパンクをしても簡単に直せると思います。しかし、工具を忘れてしまうとどうすることもできなくなります。
②チューブがバーストして、修理工具では手に負えないとき
小さな釘を踏む程度のパンクであれば、タイヤのパッチで修理可能ですが、大きく破れてしまうと修理ができません。
予備のチューブを持って行っても、予備チューブを使い切ったあとでバーストもあり得ます。
③チェーンが落ちて、機体に挟まって取れなくなったとき
走行中チェーンが落ちてしまうことはたびたびあります。運悪くクランクの間に挟まってとれなくなると、これ以上走ることはできません。
自転車を押して歩くこともできないかもしれません。
④スポークが折れてしまったとき
スポークが折れてしまうと、ホイールを円形に保てなくなり、走ることができなくなります。
⑤チェーンが切れてしまったとき
チェーンも使い続けるとふとしたことで切れてしまいます。チェーンカッターを使って修理ができればよいですが、方法を知らなかったり、チェーンカッターを持ってないと自転車を引いて帰ることになります。
⑥ディレイラーハンガーが折れてしまったとき
ディレイラーハンガーはリアディレイラーが付いているやわらかい部品です。自転車を倒してしまったときに、ディレイラーを守るために合えて強度を落として作ってあります。
ディレイラーハンガーが折れてしまうと、チェーンも回らなくなるので、正常に運転できなくなります。
動画のように、なんでもないときでも、ディレイラーハンガーが折れて、走れないこともあります。
⑦ブレーキワイヤーが切れてしまったとき
ブレーキはワイヤーを引くことで効きます。金属なので状況によっては切れてしまうときもあります。ブレーキの利かない自転車はあぶないので走行はできなくなります。
このような状況では、もはやブレーキは効きません。
⑧シフトワイヤーが切れてしまったとき
自転車の変速もワイヤーで行われます。ワイヤーが切れてしまうと変速ができなくなるだけでなく、一番重たいギアに固定されてしまいます。
一番重たいギアだと、坂などの道が残っているときは相当キツイので助けを呼ばないと走れないかもしれません。
⑨真夜中にライトのバッテリーが切れて何も照らせないとき
バッテリーの充電は走る前にやっておくことが基本です。しかし、忘れてしまうとロングライドの途中で切れてしまうこともあります。
最近の自転車ライトは高光度で明かるく照らしてくれますが、LEDなのでバッテリーの容量が基準を下回ると完全につかなくなります。
予備ライトもない状況では、助けを呼ぶほかなくなってしまいます。
⑩落車して自転車が全体的に壊れて走れなくなったとき
少しバランスを崩しただけで、以下のように簡単に落車します。
安全を気を付けていても、落車は急に起こります。自分の体が一番大事ですが、運よく助かっても自転車が壊れてどうしようもないこともあります。
そんなときは、助けが必要になるので、ロードサービスは必要です。
\電話1本・24時間かけつけ/
8.サイクルコールの申し込み手順について
サイクルコールの申込手順は次の通りです。
☆事前に準備するもの
- メールアドレス
- 防犯登録番号
- クレジットカード
あとは、プランを選び、防犯登録番号や連絡先、お支払い方法などを登録すれば申込完了です。
詳しい申し込み手順は、別の記事にまとめました。手順を最初から最後までわかりやすくまとめたので、是非ともごらんください。
サイクルコールの申込方法を詳しく解説した記事はこちら↓
10.自転車によく乗る人はロードサービス加入の検討を
本記事では、自転車のロードサービス3社を比較して、ロードサービスとしては最も手厚いサイクルコールを中心に解説しました。
自転車に乗ってロングライドに行かれる方はもちろん、通勤・通学で自転車を使う方もロードサービスに入った方がよいケースもあります。
当記事を通して、自転車のロードサービスの必要性を少しでもご理解いただけると嬉しいです。
\電話1本で24時間かけつけ/