- 力がないのでタイヤ交換がしんどい
- タイヤ交換するといつも指が痛くなる
- もっと楽にタイヤ交換できないかな
これは、自転車、特にロードバイクのタイヤ交換についてです。
ロードバイクでのタイヤパンクは忘れた頃に突如やってきますからね。
前もって練習しておかないと、次のように大パニックになります。笑
ただ、練習しても、どうしても難しいところがあります。それが、最後のタイヤ外枠のはめ込みです。
タイヤ交換のYoutube動画は以下がオススメです。もっとも再生されている動画だと思います。
このYouTubeを見れば、タイヤチューブをはずして新品チューブをセットするとこまではなんとかできます。
問題はここから、
- 最後のタイヤの外枠のはめ込み。
これが、とても固くて大変です。
この記事では、固いタイヤの外側(タイヤゴム)をリムに入れるコツを書いてゆきます。結論はタイヤのゴムを「寄せて上げる」と手の力でスルッと楽に入りますが、それでも入らない時のズルいタイヤレバーも紹介しています。
是非とも最後まで読んでもらえると嬉しいです。
楽に交換するための便利なタイヤレバー「シュワルベ」
いきなりズルいアイテムであり、タイヤレバーであるシュワルベのご紹介です。こちらになります。
タイヤレバーはタイヤ交換に必須なので、持ってない方はこちらを購入しておきましょう。持っている方も入手がおすすめです。小さくて、携帯に便利ですし、500円程度とお値打ちです。ズルテクは最後の手段なので最後にご紹介です。
力にまかせても苦戦するタイヤ交換
冒頭にご紹介した動画をみると、わかりやすく簡単そうです。そうおもって試しにやってみると・・・・
- 「あれ、入らねないな」
- 「固いぞこれ。無理じゃないのか」
- 「どうしよう。このまま入らなかったら」
と動画だけでは、パンクを初めて治す人にとっては不安と絶望を覚えるでしょう。力まかせにやろうとしても硬すぎてタイヤが入りません。
※何度も練習すると全然大したことなくなるのでご安心を
それでは、早速はめ込み手順に移っていきます。
さっそくコツコツを確認したい方は、
パンク修理の時に、タイヤのはめ込みが苦手な方の参考になるかと思います。
それでは行ってみたいと思います。
タイヤ外枠は、空気弁の反対側から取り付け
タイヤ修理大詰めの状態が上記図です。タイヤのゴムを交換したらこの状態にしますが、ポイントは、タイヤを入れるときは空気弁の反対側から入れることです。順を追って解説します。
タイヤのチューブをホールの内側に入れる
タイヤの外側とチューブの付ける順は逆になります。タイヤチューブの場合は、次の手順です。
- タイヤチューブ穴に空気弁を刺しす
- チューブをリムの内側へ入れる
ここで、私は、タイヤの外側のゴムも同じだろう・・・と勘違いしてました。 タイヤの外ゴムも同じ空気弁側から付けるのだろうだろうという勘違いです。しかし、これは間違いでした✖
コツ1:タイヤをホイールに入れる(※空気弁の反対側から)
タイヤゴムの付け方は、次の手順になります。
- 空気弁の真反対側となるチューブ側からタイヤの外側ゴムをリムの中に入れる
- 最後チューブ側が残りますが、これをコツを使ってリムの内側に入れる
このようにはめ込みを、空気弁の反対側から入れないと全く入りません。
勘違いし易いので注意
ここで、私は、タイヤの外側のゴムも同じだろう・・・と勘違いしたのです。 タイヤの外ゴムも同じ空気弁側から付けるのだろうだろうという勘違いです。しかし、これは間違いでした✖
ここまで行うと、以下の状態になります。まさに最後のカタイを乗り越えるところです。
タイヤを空気弁の反対側から順調につけていっても、最後の外枠の15センチぐらいをリムに入れるのが大変です。まさに鬼門。
それではスルッと入れるコツです。
コツ2:空気弁の反対側タイヤゴムをリムの中央に寄せて入て上げるとスルッと入る
画像を交えてスルッと入れるコツを解説します。タイヤゴムを入れてくと以下の状態になります。
空気弁反対側:初期状態
空気弁の反対側は最初にはめ込むので、言うまでもなく簡単にはまっていきます。
空気弁側:初期状態
一方空気弁側は、最後に入れるゴム部分が突っ張ってしまっており、指の力ではとても固くて入らない状態です。
ここから、ひと工夫の対処をして入るようにします。
【対処後】空気弁の反対側 | ゴムが中央に寄って余裕ができる
ゴムが突っ張っている部分に余裕を持たせることができれば、最後のタイヤの外側を入れることができます。
その為には、既に入っているタイヤの外側をリムの中心に落とすように手で押し込んでいきます。
↑指で中央に来るように周りを空気弁に向かって押していきます。
この押す作業をすると、以下のようにタイヤゴム外枠に余裕ができてくるんです。
【対処後】空気弁側 | スルっと入る
わずか数ミリの余裕が生まれます。この数ミリの余裕こそが強い力を必要とせずスルッとタイヤが入ります。
それでも固いときの助けが「シュワルベ」タイヤレバー
これまで、コツを紹介してきましたが、それでも硬いタイヤはあります。特に新品のタイヤなどはゴム自体がなじんでないので秘技「寄せて上げる」も通用しないときもあります。
そこで登場が「シュワルベ」タイヤレバーです。
タイヤの硬い両端に、レバーを1本づつ指し、残りの1本で持ち上げるとタイヤがするっと入ります。
ただし、レバーとホイールには負荷がかかるので最後の手段としておきましょう。
次の動画がわかりやすくよて良かったです。
ゴムを寄せて上げて楽々タイヤ交換(ズルい技も忘れずに)
今日はロードバイクのタイヤ交換での最後の硬いを楽にする方法をご紹介しました。まとめると次の通りです。
- 空気弁反対側のタイヤ外側をリムの中心に落とすように手で押し込む
- 空気弁側にできる数ミリの差を利用してゴムをリム内へはめ込む
- それでも硬いときは、タイヤレバー「シュワルベ」を使う
この記事が参考になって、少しでも楽にタイヤ交換ができるようになってもらえると、とてもうれしいです。